こんにちは。塾長です。
成績を上げる方法
いろいろ言われていますよね
まあ、方法論はたくさんあるので
今日は考え方の話をしたいと思います。
少し、昔話をします。
30年前、塾長は中3でした。
県中総体で東北大会出場を逃した直後で、部活は引退していました。
そうです。中3の7月です。
柔道で私立高校から声は掛かっていたものの、そこまでガチでやるつもりはない。「じゃあ、公立高校の受験だな。」という感じでした。
いやー、振り返ってみると、思いきり勉強を舐めてますよね(笑)。
さて、なんとなく受験勉強をすることにした塾長ですが、
何をやったら良いのかさっぱり分かりません(笑)。
そこで、親に相談して塾に通わせてもらえる事になりました。
とりあえず夏期講習からです。
夏期講習で隣の席になったのは岩大附属中のHさんでした。
岩大附属中の生徒と話したことがほとんどなかった私は、休憩時間にいろいろと質問してみました。
夏期講習がスタートする前に塾で模試を受けさせられたのですが、Hさんは私より500点満点で200点くらい合計点が上でした。
志望校は、一高ということでした。
まあ、ここまではよくある話かもしれません。
次の瞬間、私の人生が思いきり変わる出来事が起きたのです。
何でしょうか?
普段の勉強時間をHさんに質問したんです。
すると、Hさんは、私より500点満点のテストで200点くらい上なのに、私よりも普段の勉強時間が長かったのです。
これは、ショックでした。長かったどころか、2~3倍やってましたね。
それまでの私は、勉強ができる人はもともとできるんだと思っていたんです。
でも、自分よりもはるかに成績が上のHさんが、実は自分よりも勉強をしている・・・。
これはどういうことなんだろう?
塾長は、少し考えました。そして、ある仮設を立てたのです。
もしかして、勉強ができる人は、勉強をしているから、勉強ができるのか?
これが、「塾長の人生の転機」です。
中3の夏、塾に行ってHさんに出会わなかったら、このことに気が付かないまま、何となく大人になり、「あの人はもともとできる人だからだよ」と言っていたかもしれません。
でも、知ったんです。中3の夏に。
できる人は、それに見合うことをやっているから、そのような結果を出している。
このことを知ったんです。
つまり、結果が出るまでには到達しなければならない「基準」があることを知ったんです。
こういうことを理解すると、いろんな事への取り組み方も変わってくるのではないでしょうか?