こんにちは。塾長です。
今日は苦手な子がとても多い、「文章問題の解き方」です!
算数・数学・理科の文章問題ですね。
文章問題をマスターするためには、3つの段階をクリアする必要があります。
➀文章問題の意味をしっかり理解する
②文章を図に直す
③そこから式を求める
ここまでくれば、後は計算力の問題となります。
ポイントは、問題文の意味を理解し、図に直すこと。
ここを中心に確認することが家庭学習のポイントになります。
きちんと実践すれば、だれでも文章問題が楽に解けるようになります。
簡単に言うと、アタマの中だけで考える事をやめて、実際に書き出すという行動が起こせるようになると一気に理解度が上がるのです。
では、具体的には、➀から③を説明してみますね。
➀文章問題の意味をしっかり理解する
まずは、問題文を声に出して読んでもらいましょう。
問題文を読み終えたら、次にこちらから質問をして、それぞれの言葉の意味がわかっているかどうかを確認していきましょう。
例えば、「時速・分速・秒速」「濃度」「〇〇は✕✕の3倍」などの意味が正確にわかっているのかどうかを、こちらからの質問で確認するのです。
「時速ってどういう意味?」
「〇〇と✕✕ はどちらが多いの?」などといった感じです。
ここでは、うまく説明できなくても、イメージが合っていればよしとしてあげてください。
②文章を図に直す
問題文の意味が理解できていることが確認できたら、今度は「図にするとわかりやすくなるよ」と教え、文章を図に直すように促します。
ここは一緒に取り組んでみましょう。
図の書き方は、自己流でも良いですし、学校や塾の先生が描いていたものを真似させてもよいです。
なかなか図に書き出せないようでしたら、迷わず何かを真似させましょう。
③そこから式を求める
②で作った図を見ながら、式を立ててもらいます。
どうしてその式になるのか、どうして掛け算になるのか、割り算になるのかなどが説明できれば文句はありません。
あとはその式を計算して答えを出したら、終了です。ここからは計算力の問題になります。
いかがでしょうか?
文章問題で悩んでいる子は、大半が
➀があいまい
②は、そもそもやっていない
③で、手も足も出ない
という状態になっています。
また、②→③の流れのように、逆算するような発想がなかったりします。
答えの見当がついてから式を立てても良いという考えを持てると、思考の幅が広がってくると思いますし、いろいろできた方が楽しいですからね。
ぜひ、参考にしてみてください。
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