相田みつをさんの詩に、「そのうち」というものがある。
以下、引用してみよう。
「そのうち」
そのうち お金がたまったら
そのうち 家でも建てたら
そのうち 子供が手を放れたら
そのうち 仕事が落ちついたら
そのうち 時間のゆとりができたら
そのうち・・・‥
そのうち・・・‥
そのうち・・・‥と、
できない理由を
くりかえしているうちに
結局は何もやらなかった
空しい人生の幕がおりて
頭の上に 淋しい墓標が立つ
そのうちそのうち
日が暮れる
いまきたこの道
かえれない
これは、ガツんと響く詩だ
先延ばしにすることの怖さを
とてもよく表現していると思うからだ
先延ばし
これは、人類にとって2番目に強い敵だと思う
そう
最強クラスの強敵だ
例えば
何かに影響を受けて
「よーし!やるぞ!」と
今日の18時に思ったとしよう
その後
19時に夜ご飯を食べて、
お風呂に入りリラックスして
寝て
翌朝に起きると
もう
「よーし!やるぞ!」と思ったこと自体を
忘れてしまう
こんなものだ
これ、誰もが経験することだと思うよ
そうではなく
18時に思ったら
その瞬間に何かしらの行動をする
その瞬間、何かが少しずつ変わるんだ
Strike while the iron is hot.
そう
鉄は熱いうちに打て
なのである