暗記が苦手という生徒がいます。特に、「漢字」「英単語」これが2大巨頭だと思います(笑)。小学生から塾に通ってもらえれば、こちらも気が付くことができるので対処できるのですが、中学生になってから入塾して、この事実に気が付くと「作戦が必要だな」と思うわけです。
これは、先天的に覚える事ができない場合を除き、大半が「発音できない」ということが原因の場合が多いです。
ですので、「漢字」や「英単語」を暗記できないという場合は、まず読めるかどうか確認してみるということが大切だと思います。
読めないものを覚えられるはずがないということを自覚することが必要ですね。
中学生になって英単語が読めない原因は大きく2つあると思います。
① アルファベットが微妙
②ローマ字が微妙
これが、ほぼ、当てはまります。
つまり、文字と音が一致していないのが問題なのです。ただ、この音をいきなりネイティブの発音を真似ようとしているところが厳しすぎるかなと。教科書のQRコードは、その意図を感じますね。でも、私が中学生ならそんなの聞きませんよ。英語きらいでしたからね。
まずは『アルファベット』『ローマ字』から身につけましょう。ローマ字の仕組みが分かってくれば、なんとなく発音の仕方が分かってきます。それこそ、「カタカナ読み」で良いんですよ。
私は英語の専門家でも何でもありませんが、日本語と英語は、その仕組みにおいてかなり距離があると思います。ですので、ネイティブの習得方法を真似る必要はないのではないかな?と思っています。堂々とローマ字を身につけ、ローマ字読みで、カタカナ英語で発音できる。これをきちんと身につけた方が良いと感じています。
英語は、堂々と外国語として学びましょう!