勉強法

「書かないと覚えられない」は本当か?

はい。塾長です。

書かないと覚えられないんです。

こういう言葉をよく聞きます。

確かに、学習の初期段階では書かないとダメでしょう。

これは間違いないです。

しかし、これが通用しなくなる瞬間が来るんです。

そうです。

高校時代です。

高校の学習量は中学の20~30倍と言われます。

例えるならば、毎日のように高校受験直前期の勉強をするようなものなんです。

で、これを一つひとつ丁寧に書いていたら終わるわけがないんですよね。

その事実に、なるべく早く気が付いた方が良いです。

要するに、勉強のやり方を変えるということです。

これをやらないと、高校の勉強はしんどくなります。

ただ、高1の初めにぼんやりと感じてはいても、これを実行できる人が少ないんです。中学までコツコツと真面目にやってきた生徒ほど、自分が今までやってきたやり方に固執してしまう傾向があります。

やはり、高校受験である種の成功体験を積んでしまうからなのかもしれませんね。なので、「少しでも楽をしよう」「少しでも効率を上げよう」と考えられる生徒の方が今までのやり方をきれいさっぱり捨てる事ができるので、高校に行ってから覚醒する場合も多いんです。

もし、「書かないと覚えられない」と思っているのだとしても、一度立ち止まって、

本当にそうなんだろうか?

と考えてみて欲しいんです。

そして、もう一つ考えて欲しいのが、

このペースで受験に間に合うんだろうか?

という問いなんです。

ここを一度突き詰めてみると、

もしかしたら、今までとは違う世界が見えてくるかもしれませんね。

 

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