高校での勉強

新高校1年生の勉強とは?

大学受験を考えている高校生の皆さん、保護者の皆さま。

「大学受験は、高校1年生から始まっている」ということを忘れないでいただきたいです。
これはどういうことかと言いますと、大学入試では、「評定平均」が非常に重要となるからです。

評定平均とは、高校受験でいうところの、「内申点」のようなものです。
この「評定平均」は、高校1年生の1学期(前期)から、高校3年生の1学期(前期)までの成績の平均を表します。
高校1年末の5段階評価
高校2年末の5段階評価
高校3年1学期(前期)の5段階評価
この3つの平均です。

高校1、2年生末の成績は、1学期から3学期(前期と後期)の平均ですので、高校1年生の1学期(前期)からの成績が、大学受験に関わっているということになります。
このことを知らずに、「高校3年生から本気出そう」なんて思っていたら、ものすごく痛い目を見ます。

高校受験が終わったばかりだと、大学受験のことを考えて評定平均を上げておこうと考えられる新高校1年生は少ないかと思います。
しかし、だからこそ、今のうちに週に1回でも塾や予備校に通っておくことで、高校1年生の評定平均を高く保つことができるのではないでしょうか。
「私は一般入試で大学受験をするから関係ない」と思っている高校生も多くいますが、一般入試でも評定平均は関係してきます。受験する大学には必ず、「調査書」をいうものを送ります。「調査書」というものは、評定平均やその生徒の3年間の活動記録、担任から見た生徒の特徴などが書かれています。
国公立大学の2次試験でも配点の中に調査書がある大学もありますので、評定平均を高く保つことが、大学受験成功に近づくための1つの手段ということは間違いなく言えると思います。
以上の事から、大学受験を考えている新高校1年生は、まず「推薦入試」を視野に入れて高校の勉強をスタートしましょう。

推薦入試とは、公募推薦、指定校推薦、総合型選抜のことです。これらの入試では、大半の場合、評定平均の基準が設けられています。
「評定平均が〇〇以上の方は受験できます」のような条件で、推薦入試を受験することが出来ます。この評定平均の数値は大学によって様々ですが、公募推薦と総合型選抜は、学校のホームページに掲載されています。

ちなみに、指定校推薦に必要な評定平均は、在籍している高校によって異なります。どのくらいの評定平均が必要かどうかは、在籍する高校に聞かないと分かりませんので、志望校が決まっていて、指定校推薦での入試を考えている新高校1年生は、入学してから高校の先生に聞いてみてください。

さて、どうして「まずは指定校推薦や総合型を視野に勉強するべき」なのかという点を少し説明してみます。
2018年頃から、一般入試の募集人数を減らし、推薦入試の募集人数を増やす傾向が強まっています。これは、私立大学も国公立大学もです。
特に私立大学は、一般入試での入学者数は40%程度であり、60%近くの受験生が推薦入試での合格を決めています。この状況はこれからも続くと予想されています。そのため、指定校推薦や総合型の準備のために、評定平均を上げる勉強をすることをオススメします。具体的には、定期テストの勉強、そして日々の小テストや単元テストの勉強ですね。

ここまでで、指定校推薦や総合型選抜を受験するために必要なことは、「評定平均」だとお伝えしました。それ以外に大切な事を、3つご紹介します。
先ほどは、「調査書」の紹介をしました。「調査書」とは、評定平均やその生徒の3年間の活動記録、担任から見た生徒の特徴などが書かれたものです。この調査書の内容を濃く書いてもらえる受験生が、指定校推薦や総合型選抜を有利に進めることができます。濃く書いてもらうためにしておきたいことは、以下の3つです。

➀部活や委員会活動を3年間継続する
②英検を取得する
③ボランティア活動に参加する

順に説明してみます。

➀部活や委員会活動を3年間継続する。今ではほとんどの高校生が、部活動に加入していますので部活に入ることは当たり前のように思うかもしれませんが、3年間続けたということが、受験生自身の強みになります。入りたい部活があればその部活を楽しめれば最高ですし、そこまで打ち込みたい部活がなければ、3年間続けられる部活に加入することも1つの方法だと思います。
②英検を取得する。調査書には「資格等」を書く欄があります。その欄が空白であることは、かなりのマイナス点になってしまいます。その欄を空白にしないために、英検を取得しておくことが良いと考えられます。一般的な英検は、年に3回程度しかありませんが、今はパソコン受験をすることもできます。「S-CBT」といわれる英検受験です。盛岡にも受験会場がありますよね。S-CBTの場合は、毎月のように受験が行われていますので、自分の勉強が間に合うタイミングで受験することができます。
③ボランティア活動に参加する。高校で募集しているものもそうですし、地域のマラソンのボランティアや児童教室、老人ホームなどでのボランティアでもOKです。これらの活動をすることで、高校3年間の活動記録に記入することができます。ボランティアは本来、奉仕の精神で行うものではありますが、こういう一面もあるのです。

以上です。
今回は、新高校1年生の皆さんに向けて、今から出来る大学受験の準備を紹介しました。個別指導アンビシャスでは毎年、高校受験を終了したばかりの新高校1年生の方からお問い合わせをいただきます。そして、このタイミングで入塾すると、1年生のうちから志望校が決まり、必要な勉強をしっかり行うことができています。高校受験が終わってひと段落する前に、大学受験の準備として利用する塾の検討をオススメします。

その中で個別指導アンビシャスの体験指導もご検討いただけると嬉しいです。

LINEで体験指導の申込が出来ます。

友だち追加

こちらの画像をタップしていただき、まずは友達登録をお願いします。

お友達登録後、教室見学・無料学習相談や体験をご希望の方は、
「無料学習相談・体験希望」とメッセージを送信してください。
そこからやり取りをして、見学、学習相談や体験の日程を決定します。

無料学習相談、無料体験指導、いつでもお待ちしております。

最新の投稿
関連記事