塾長のつぶやき

劣等感とコンプレックス

こんにちは。塾長です。

今日は、盛岡一高の1年生と話をしました。

そうかー、そろそろ運動会なんですね。

これ、頭(髪型)を見ると分かるんですよね(笑)。

賛否両論ある風習ですが、

そもそも、物事に賛否両論ない方がおかしいと思うんですよね。

周りからの批判を気にしない人間になって欲しいという意味でも、

このイベントを思いきり楽しんで欲しいと思います。

明らかに学生の時にしか経験できないものですからね。

まあ、大人になっても、覚悟さえあればできるのか(笑)。

さて、中学1年生、高校1年生、大学1年生の皆さん

そろそろ新しい環境に慣れてきましたか?

慣れてきた頃に起こるのが、自分を周りと比較することだと言われますね。

周りと比較して、劣等感やコンプレックスを抱きやすいんだそうです。

まあ、確かにそうかもしれませんよね。

ただ、この併記した「劣等感」と「コンプレックス」ですが、

アドラー心理学では区別しているようです。

①劣等感

劣等感は例えば、

学歴がないという劣等感を持っている。

だから、人の何倍も努力する!

という風になるので、劣等感を持つことは別に悪いことではないと、

アドラーは捉えています。

②コンプレックス

アドラーは「劣等コンプレックス」という言い方をしています。

先ほどの学歴の例で言うと

「学歴が低いから成功しない」

このように「AだからBできない」

という言い訳となるのが劣等コンプレックスである。

だから、劣等コンプレックスは今すぐに辞めるべきと言っています。

これがアドラーの考えです。

学歴が低いことはただの事実であり、悪いことでもなんでもありません。

しかし、それを言い訳にして、何もしないことは間違っている

と言っています。

この時期は、新しい環境に不安を抱きやすいものです。

劣等感とコンプレックスの違いを意識しながら、

接していきたいですよね。

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