知を知る者は、これを好む者にしかず。好む者は、これを楽しむ者にしかず。
「物事を知っている人は、それを好んでいる人には及ばない。物事を好んでいる人は、それを楽しんでいる人には及ばない」という孔子の言葉。
この言葉は、「好きこそものの上手なれ」という言葉にも通じる。
勉強でも趣味でも、何かを「知っている」だけでは不十分だ。
そのことを「好き」で、「楽しい」と感じることが本当に大切だということ。
例えば、英語の勉強をしているとき、ただテストのために覚えるのではなく、英語の歌や映画を見て楽しいと思えれば、自然と学びが深まる。
好きなことだからこそ、毎日続けられるし、さらにそれを上達させたくなるからだ。
逆に、嫌々やっていると、どうしても続かず、効果も薄くなりがちだ。
「知っている」だけでは、行動に対するエネルギーが不足しているからなんだ。
孔子は、このように「楽しんで学ぶ」ことが最も大切だと言っている。
自分が好きなことを見つけ、その楽しさを感じながら取り組むことで、どんどん上達するし、その道を歩み続ける力も湧いてくるだろう。
勉強でも仕事でも、今日から「楽しい」と思える瞬間を見つけてみたいよね。それが、君の成長を加速させる一番の秘訣かもしれないのだから。