論語シリーズ

論語シリーズ3日目

人知らずして慍(いきどお)らず、亦君子ならずや

「他人に認められなくても、怒らない。それって君子ってやつじゃないか」

高校生の君にも、頑張っているのに評価されない瞬間はないだろうか?

成績が伸びても誰も気づいてくれない。

部活で裏方をやっても注目されない。

そういう時、つい「なんで誰も見てくれないんだ」とモヤモヤしてしまうものだ。

しかし孔子は、「人に知られなくても怒らない。それが本物の人間なんだよ」と語っている。

つまり、大切なのは「誰かに見られるから頑張る」のではなく、「自分の信念で頑張る」ということ。

評価されることがゴールではない。

自分が納得できる努力を重ねることが、本当の強さにつながるということだ。

もちろん、評価されないことはつらいことだ。

でも、自分がやったことの価値は、自分がいちばんよく知っている。

誰に見られていなくても、自分だけは自分を裏切らないでいたいものだ。

君子とは、自分の道を静かに、でも確かに歩いていける人。

深い。

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