闇雲にやると、必ず詰まる
テスト勉強を始めるとき、多くの人がいきなり問題を解き始める。
最初は調子よく進む。でも、どこかで手が止まる。
わからない問題が出てきたとき、
「ここ、時間かけていいのか? 先に進むべきか?」の判断ができない。
全体の量がわかっていないから、自分が今どこにいるかもわからない。
気づけばテスト前日、終わっていない範囲が山積みになっている。
これは、頑張りが足りないからではない。
最初に全体を設計しなかったからだ。
まず、目の前に「全部」を出す
最初にやることは、問題を解くことではない。
テスト範囲の「全部」を、目の前に物理的に並べることだ。
手順はこうだ。
① 範囲を確認する
テスト範囲表を取り出して、教科ごとの範囲を確認する。
ここを飛ばす人が多いが、範囲を知らずに勉強を始めるのは、
地図なしで知らない街を歩くようなものだ。
② 教科書・ワークに付箋を貼る
範囲の始まりのページと終わりのページに付箋を貼る。
これだけで「自分がやるべき量」が本の厚みとして見える。
③ 授業プリント・小テストを揃える
プリントや小テストが範囲に含まれていたら、それも全部引っ張り出して一緒に並べる。
これをやると何が変わるか。
量が、目で見えるようになる。
「なんとなく多い」が「これだけある」に変わる。
人間は、見えないものは管理できない。
まず見えるようにすることが、設計の第一歩だ。
3週間を3つに分ける
全部が目の前に並んだら、次は3週間の使い方をざっくり決める。
目安はこうだ。
| 時期 | 目的 | やること |
|---|---|---|
| 1週目 | 把握と一周 | 全範囲をざっと通す。できない問題を探す |
| 2週目 | 補強と繰り返し | 1週目でできなかった問題を重点的に解く |
| 3週目 | 仕上げと確認 | 全体を通して、抜けを埋める |
ここで大事なのは、週ごとに「目的」を決めることだ。
1週目に完璧を目指してはいけない。
1週目の目的は「全体を把握して、できない問題を見つけること」だ。
わからない問題で手が止まったら、印をつけて次に進む。それでいい。
完璧を目指して1週目から時間をかけすぎると、3週目が来る前に時間が尽きる。
初日の最初の1時間でここまで終わらせる
テスト期間初日にやること、まとめるとこうだ。
- テスト範囲表を取り出す
- 教科書・ワークの範囲に付箋を貼る
- プリント・小テストを全部引っ張り出して並べる
- 1週目・2週目・3週目の目的と大まかな計画を決める
これで、テスト期間全体の地図ができる。
あとはその地図の通りに進むだけだ。
闇雲にやる人は、途中で必ず迷子になる。
設計した人は、迷子にならない。
テスト勉強は、最初の1時間で決まる。
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