学習法・三分設計

テスト勉強は、最初の1時間で決まる

闇雲にやると、必ず詰まる

テスト勉強を始めるとき、多くの人がいきなり問題を解き始める。

最初は調子よく進む。でも、どこかで手が止まる。
わからない問題が出てきたとき、
「ここ、時間かけていいのか? 先に進むべきか?」の判断ができない。
全体の量がわかっていないから、自分が今どこにいるかもわからない。

気づけばテスト前日、終わっていない範囲が山積みになっている。

これは、頑張りが足りないからではない。
最初に全体を設計しなかったからだ。

まず、目の前に「全部」を出す

最初にやることは、問題を解くことではない。

テスト範囲の「全部」を、目の前に物理的に並べることだ。

手順はこうだ。

① 範囲を確認する
テスト範囲表を取り出して、教科ごとの範囲を確認する。
ここを飛ばす人が多いが、範囲を知らずに勉強を始めるのは、
地図なしで知らない街を歩くようなものだ。

② 教科書・ワークに付箋を貼る
範囲の始まりのページと終わりのページに付箋を貼る。
これだけで「自分がやるべき量」が本の厚みとして見える。

③ 授業プリント・小テストを揃える
プリントや小テストが範囲に含まれていたら、それも全部引っ張り出して一緒に並べる。

これをやると何が変わるか。
量が、目で見えるようになる
「なんとなく多い」が「これだけある」に変わる。
人間は、見えないものは管理できない。
まず見えるようにすることが、設計の第一歩だ。

3週間を3つに分ける

全部が目の前に並んだら、次は3週間の使い方をざっくり決める。

目安はこうだ。

時期 目的 やること
1週目 把握と一周 全範囲をざっと通す。できない問題を探す
2週目 補強と繰り返し 1週目でできなかった問題を重点的に解く
3週目 仕上げと確認 全体を通して、抜けを埋める

ここで大事なのは、週ごとに「目的」を決めることだ。

1週目に完璧を目指してはいけない。
1週目の目的は「全体を把握して、できない問題を見つけること」だ。
わからない問題で手が止まったら、印をつけて次に進む。それでいい。
完璧を目指して1週目から時間をかけすぎると、3週目が来る前に時間が尽きる。

初日の最初の1時間でここまで終わらせる

テスト期間初日にやること、まとめるとこうだ。

  1. テスト範囲表を取り出す
  2. 教科書・ワークの範囲に付箋を貼る
  3. プリント・小テストを全部引っ張り出して並べる
  4. 1週目・2週目・3週目の目的と大まかな計画を決める

これで、テスト期間全体の地図ができる。
あとはその地図の通りに進むだけだ。

闇雲にやる人は、途中で必ず迷子になる。
設計した人は、迷子にならない。
テスト勉強は、最初の1時間で決まる。

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