結論!四高を目指すなら、内申は「4」と「5」を揃えにいく勝負です
お子さんの通知表を見てください。
「3」と「4」が混在していませんか?
あるいは「4」は揃っているけれど「5」がなかなかつかない。
四高を目指す中学生の多くが、中2の時点で、このどちらかに当てはまります。
内申を上げる方法はシンプルです。テストの点数を上げる。それだけです。
この記事では、四高志望のお子さんが内申をどう動かすべきかを、10年以上の指導実感から書きます。
四高に必要な内申と当日点の目安については盛岡四高の合格ラインは?にまとめていますが、今回はその内申をどう上げるかの話です。
「3→4」と「4→5」は、やるべきことが違う
内申を上げるといっても、「3」を「4」にする話と「4」を「5」にする話は、対策がまったく違います。ここを混同している家庭が多いです。
「3」の教科がある場合、まず確認してほしいのは提出物です。
学校ワークが未提出になっていないか、期限を過ぎて出していないか。テストの点数がそこそこ取れていても、提出物が出ていなければ「3」のままです。
逆に言えば、ワークを期限内に仕上げて提出するだけで「4」に上がるケースは珍しくありません。
一方、すでに「4」が取れている教科は、提出物も態度もすでに問題ないということです。ここから「5」にするために授業中の挙手を増やしたり、ノートを飾ったりしても評価は動きません。
「4」と「5」の差は、テストの点数です。ほぼそれだけです。
盛岡三高を目指す場合も考え方は同じで、三高の合格ラインと内申の目安も参考になります。
「5」がつく点数の目安は85点
10年以上盛岡の中学生を指導してきた実感として、定期テストで85点以上を安定して取れるようになると、「5」がつき始めます。教科や学校によって多少前後しますが、大きくは外れていないはずです。
四高志望のお子さんの場合、全教科で85点を超える必要はありません。得意教科から順に85点の壁を超えていき、「5」を一つずつ増やす。そのほうが現実的ですし、内申全体を着実に押し上げます。
逆に、70点台後半で安定してしまっている教科は、どんなに態度が良くても「4」のままです。この壁を超えるかどうかが、四高の合格に届くかどうかの分かれ目になります。
お子さんの今の内申と点数で四高にどのくらい届いているかは、志望校判定ツールで30秒で確認できます。
点数の上げ方!学校ワークをやり切るだけでいい
では、どうやって点数を上げるのか?
ここでも多くの家庭が逆のことをします。
新しい問題集を買う。
映像教材を契約する。
でも、教材を増やした結果、どれも中途半端になり、点数は動かない。
私はこのパターンを何度も見てきました。
定期テストの問題は、教科書と学校ワークから作られます。
やるべきことは、学校ワークをテストまでに完璧に仕上げること。
一度解いて丸つけをして終わりではありません。
間違えた問題を、何も見ずに解けるようになるまで繰り返す。
「解いた」と「解ける」は違います。
この差が、75点と85点の差になります。
実際に、ある塾生の話をします。
入塾したとき、学校ワークの未提出が続いていて、通知表は「3」でした。
まず、ワークを期限内に仕上げて提出することだけを徹底しました。
それだけで「4」に上がりました。そこからさらにワークの精度を上げ、間違えた問題を解き直す習慣がついたことで85点を超え始め、「5」がつくようになりました。
やったことは、学校ワークだけです。
教材を絞り、それをやり切ることだけに集中する。
派手さはありませんが、これが一番確実です。
この考え方について詳しくはアンビシャスの考え方にも書いています。
四高志望だからこそ、内申で差をつける意味がある
四高は、三高と迷った末に選ぶ生徒も多い高校です。
だからこそ、入試本番の当日点だけでなく、内申で貯金を作っておく戦略が有効です。
内申が高い状態で入試に臨めば、当日の1教科で多少つまずいても合格圏を維持できます。逆に内申が低ければ、本番で全教科を高得点で揃えなければならない。
プレッシャーの中で実力を出し切るのは、大人でも難しいことです。
内申は、毎回の定期テストの積み重ねで決まります。
一発勝負の入試と違って、努力がそのまま反映される。
ここで点を稼がない手はありません。
岩手県の内申計算!中3の配点は中1の3倍
岩手県の公立高校入試では、中1から中3までの内申点がすべて使われます。しかも、学年が上がるほど配点が重くなる設計です。
中1は各教科の3学期分の評定を足して3で割り、5教科×2、4教科×3で計算して110点満点。中2は同じく3学期分の平均で、5教科×4、4教科×6の220点満点。中3は2学期までの合計を2で割って、5教科×6、4教科×9の330点満点。合計660点満点を500点満点に圧縮して調査書の点数になります。
つまり、中3の配点は中1の3倍です。中1・中2の内申が「3」や「4」でも、中3で「5」に上げれば全体を大きく押し上げることができます。今からでも遅くはない。ただし、中3の2学期が終われば内申は確定します。次の定期テストが常に最短のチャンスです。だから、中2の今から動く必要があります。
岩手県公立高校入試の制度について詳しくは、こちらのページにまとめています。
→ 岩手県公立高校入試の仕組み
やることは地味。でもそれが一番確実に届く
「3」が残っているなら、まずワークの提出を完璧にする。
「4」が揃っているなら、テストで85点を超えて「5」を増やす。
特別な内申対策は存在しません。
目の前の定期テストで1点でも多く取ること。それが四高への一番確実な道です。
この方法で実際に四高に合格した塾生たちの実績は合格実績のページにまとめています。
また、四高に入った先の大学進学の状況が気になる方は盛岡四高の進学実績もあわせてお読みください。
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