アンビシャスが、学力以外に大事にしていること
アンビシャスは、学力向上と志望校合格に全力を尽くします。
ただ、それと同じくらい大事にしていることがあります。
「自分で勉強できる体を作ること」です。
わからない問題が出たとき、すぐ先生に聞く子がいます。
それ自体は悪いことではありません。
でも、「先生に聞けば解決する」が習慣になると、先生がいない場所で手が止まります。
家で、試験会場で、高校に入ってから。
アンビシャスが育てたいのは、解説を読み、参考書をたどり、自分で根拠を見つけられる子です。
地味な話ですが、これが高校以降で一番効く力です。
「自分で勉強できる」は才能ではなく、中学のうちに作れる習慣です。
「火がついていない」は、異常じゃない
中2のこの時期、子ども本人にまだ火がついていない。
そういうご家庭がほとんどです。
ここで多くの親御さんが「夢や目標を持たせなければ」と焦ります。
夢があれば頑張れる、と。
でも、順番が逆だと思っています。
夢があるからやり切れるのではなく、やり切った子が夢を見つけるのです。
小さな目標を決めて、それをやり切る。うまくいかないこともある、工夫が必要なこともある、
それでもやり切る。
その経験が積み重なったとき、初めて「次はこれをやってみたい」という感覚が生まれます。
夢は、動機ではなく、結果です。
だから今の段階で「やりたいことが見つからない」は、まったく問題ありません。
やりたいことは、やり切る経験の先に出てくるものだからです。
今は、夢を探すより「やり切る体」を作ることに集中する。
それがアンビシャスの考え方です。
「無駄なこと」が、いつか命綱になる
アリストテレスはこう言っています。
「教養は幸運なときには飾りとなるが、不運の中にあっては命綱となる」と。
難しい話ではありません。
たとえば、高校の現代文。
文章の背景にある時代感覚や社会の空気を、なんとなく知っている子と知らない子では、問題の解きやすさが変わります。
これは暗記で補えるものではありません。
本を読んだり、漫画を読んだり、大人と雑談したりする中で、じわじわと積み上がるものです。
今の子どもたちは、スマートフォンのアルゴリズムに「あなたが好きそうなもの」だけを見せ続けられています。
これは、自分が効率よく興味関心を満たせているように感じさせられているだけで、実は、自分が知らなかったものに偶然出会うという機会を劇的に減らされ続けているのです。
簡単に言うと、操られているということです。
アンビシャスが「一見無駄なこと」を大事にするのは、そこに理由があります。
休憩時間の雑談、塾長との脱線した会話、ふと手に取った本。
そういうものが、10年後に思わぬところで効いてくることがあります。
効率だけでは届かない場所がある。
そのことを、子どもたちに伝え続けたいと思っています。
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