受験

進路のイメージは「漠然と」でOK!

今の学校での進路指導は、とても細かいです。

何でこの進路を選ぶのか?どうしてこの高校なのか?この大学なのか?

この理由を、本当に細かくチェックされますね。

でも、人生なんて予定通り行くわけないじゃないですか。

また、40歳くらいになってから振り返ってみると、中学生・高校生だった当時の自分は、いかに視野が狭く、ほとんど知識もなく、とても独り善がりだったことが分かります。なので、そんな自分が判断した理由なんて、正直、大したことはありません。

だから、ぶっちゃけ

細かい目標設定なんてしなくても良い

きちんとした理由なんてなくても良い

と思っています。

あ。あくまで進路に関してです。

普段のテスト勉強などでは、細かい目標設定はした方が良いと思います。

ただ、進路に関しては、今、目標設定をしても10年後はどうなっているか分からないじゃないですか。今の判断基準が当てにならない可能性もある。というよりも、当てにならない可能性の方が高いんだと思うのです。

ですので、中学生・高校生の時点で、あまりにも理由を突き詰めて進路選択をしていくのは危険かなと感じています。

では、どう選べば良いのでしょうか?

これは、何でも良いんです。

高校受験では県内が進学先になるケースが多いですから

家から近いから

制服がかっこいい、かわいいから

友達がたくさん受けるから

やりたい部活があるから

行きたい大学の合格実績が良いから

偏差値が高いから

などなど・・・。

大学入試であれば

とにかく東京に行きたいから

県外に行きたくないから

何となく名前がかっこいいから

通う高校から一番進学する大学だから

就職率が良いから

やりたい部活・サークルがあるから

偏差値が高いから

などなど・・・。

これ、すべての理由が正解ですから。

なので、堂々と主張すれば良いんです。

仮に、周りから反対されたとしても、自力で実現すれば良いんです。

学費だって、本当にやろうと思えば自分で出せます。障害なんてありません。

ただ、ひとつだけ不正解になる理由があるんです。

それは、進路選択を他人任せにすることです。

親に言われたから

担任の先生に言われたから

進路指導の先生に言われたから

塾の先生に言われたから

これは完全に不正解です。

不正解になる理由は簡単です。

その進路先でつまづいた時に、その理由を他人任せにしてしまうからです。

親に言われたからこの進路を選んだのに失敗した。すべて親のせいだ。

これほど卑怯な言い方は無いんです。でも、やってしまうんですよね。

だから、最終的な選択は必ず自分の意志で行いましょう。

きっかけは、親に言われたからでも大丈夫です。

しかし、最終的な判断は必ず自分が行なうようにしましょう。

 

 

 

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