盛岡北高の合格ラインは?内申点と当日点の目安を10年指導した塾長が解説
こんにちは。塾長です。
「盛岡北高って、どれくらいの点数で受かるんですか?」
よくいただく質問です。
ズバリ、最初に答えます。
結論:盛岡北高の合格ライン
合格のボーダーライン:当日テスト330点前後、内申点オール3.7程度
入学後にやっていけるライン:当日テスト350点、内申オール4.0以上
この2つの数字は意味が違います。
330点で受かることは可能です。でも、330点ギリギリで合格した生徒と、350点で合格した生徒では、入学後の1年間がまったく違うものになります。
今日はこの話を正直に書きます。
盛岡北高の選考方式を理解しよう
岩手県の公立高校入試は1000点満点で選考されます。
内訳は以下の通りです。
当日のテスト:500点(5教科×100点)
内申点:500点(中1〜中3の評定を660点満点で計算し、500点に圧縮)
ここまでは全校共通です。
北高独自の換算方式|内申点の比率が高い
盛岡北高の選考比率は当日テストと内申点が5:5です。
| 項目 | 素点 | 換算後 |
|---|---|---|
| 当日テスト | 500点 | 500点(そのまま) |
| 内申点 | 500点 | 500点(そのまま) |
| 合計 | 1000点 |
他の高校と比較してみましょう。
| 高校 | 当日テスト | 内申点 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 盛岡一高 | 700点(70%) | 300点(30%) | 当日重視 |
| 盛岡三高 | 700点(70%) | 300点(30%) | 当日重視 |
| 盛岡四高 | 600点(60%) | 400点(40%) | バランス型 |
| 盛岡北高 | 500点(50%) | 500点(50%) | 内申重視 |
この比率が意味すること
北高は、盛岡の上位4校の中で最も内申点の影響が大きい入試です。
これは良い面も悪い面もあります。
良い面: 日頃の学校生活をしっかり送っている生徒が報われる。
悪い面: 当日テストで挽回しにくい。内申が低い状態からの逆転は、三高・四高に比べてさらに難しい。
つまり、北高を目指すなら、中1の1学期からの積み重ねが合否を左右するということです。
合格ボーダーと「入学後ライン」の違い
ここからが、他の塾のサイトには書いていない話です。
| 合格ボーダー | 入学後にやっていけるライン | |
|---|---|---|
| 当日テスト | 330点前後 | 350点 |
| 内申点(目安) | オール3.7程度 | オール4.0以上 |
| 合否 | ギリギリ受かる | 余裕を持って受かる |
| 入学後 | 授業についていくのがきつい | 普通についていける |
なぜこの差が生まれるかを説明します。
330点ギリギリで入ると何が起きるか
北高の授業は、当然ながら「北高に受かった生徒」を前提に進みます。
330点で受かった生徒は、クラスの中で学力が最も低いグループに入ります。高校の授業は中学とは比べものにならないスピードで進むため、基礎が不安定な状態で入学すると、最初の中間テストで大きくつまずくケースが非常に多い。
つまずいた結果、自信を失い、「もっと下の高校にすればよかった」と感じてしまう生徒を、10年間で何人も見てきました。
350点で入るとどう変わるか
350点の学力があれば、北高の授業に「普通についていける」ラインです。
もちろんトップ層ではありませんが、授業が理解でき、定期テストで平均点前後を取れる。この「普通についていける」状態が、高校3年間の学習を安定させるために非常に重要です。
だから私は、北高を目指す生徒には「330点で受かる」ではなく「350点を取る」を目標にしてほしいと伝えています。
内申オール3.7に届いていない場合、どうすればいいか
① まず現状を把握する
内申点は中1〜中3の3年分です。すでに中1・中2の成績が確定している場合、中3でどこまで上げれば3.7に届くかを逆算してください。
② 実技教科を見直す
北高は内申の比率が50%と大きいため、実技教科(音楽・美術・保体・技家)の成績が合否に直結します。
5教科がオール4でも、実技に2つ3があれば、全体の内申は3.7を下回ります。
実技の評定を上げる方法は地味ですが明確です。
・提出物を期限内に必ず出す
・授業中の態度・参加姿勢を意識する
・実技テスト(ペーパーテスト)で確実に点を取る
③ 中3の1学期・2学期が勝負
中3の成績は内申点の中で最も新しい評価です。ここで評定を1つでも上げることが、合否を左右します。
当日テストで350点を取るために必要なこと
350点は5教科平均で70点です。
これは、教科書の内容を確実に理解し、基本問題を落とさなければ届く点数です。
必要なのは以下の3つです。
① 5教科の基本問題を完璧にする
各教科の大問1・2(基本レベル)を確実に正解する。応用問題は後回しでいい。まず基本を固めることで、各教科55〜65点は確保できます。
② 苦手教科を「壊滅」にしない
350点を取るには、全教科で最低55点以上が理想です。1教科でも40点台があると、他の教科で80点以上を取らないと帳尻が合わなくなります。
苦手教科こそ、基本問題だけに絞って対策する方が効率的です。
③ ケアレスミスを減らす
ボーダー付近では、1問2〜3点の積み重ねが合否を分けます。計算ミス、記号の書き間違い、問題文の読み飛ばし。これらを意識して減らすだけで、10〜15点は変わります。
北高に合格した後のことも考えよう
北高は岩手大学への進学実績が安定している高校です。
ただし、高校に入ってからの勉強が中学以上に大切になります。北高の定期テストは三高ほど難易度が高くないため、「学校のテストで点が取れている=大学受験の力がある」とは限りません。
高校入学後の勉強をどう設計するかで、3年後の大学受験の結果が大きく変わります。
アンビシャスでは、高校進学後も継続して学習管理を行う「一意専心コース」を用意しています。
まとめ
盛岡北高の合格ライン(2026年版)
・合格ボーダー:当日テスト330点前後、内申オール3.5程度
・入学後にやっていけるライン:当日テスト350点、内申オール3.7以上
・選考比率は当日50%:内申50%で、内申の影響が最も大きい
・内申が足りない場合、当日点だけでの逆転は上位4校の中で最も難しい
・「受かること」だけでなく「入学後にやっていけること」を目標にしてほしい
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10年間、盛岡三高・四高・北高への合格を指導してきた経験から、正直にお伝えします。
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