中1の1学期までは、まだ自分から机に向かっていた。
宿題もやっていた。テスト前も机に向かっていた。それが中2になった途端、明らかに変わった。声をかけても「あとで」。成績を見せても「別に」。
「うちの子、やる気がなくなった」と感じている保護者の方は、少なくありません。
でも、これは意志の問題ではありません。
中2には、構造的な落とし穴があります。
中だるみは、性格の問題でも、育て方の問題でもありません。中2という学年に、構造的な落とし穴があるだけです。
中2は、行事にも慣れ、テストにも慣れ、怒られることにも慣れる学年です。
中1の子どもは、「新しい環境」というエンジンで動いています。新しい学校、新しい友達、新しい勉強。その新鮮さが、自然と前に進む力になっていた。
中2になると、そのエンジンが切れます。環境はもう新しくない。かといって、受験のプレッシャーはまだ来ない。
燃料がない状態で、「頑張れ」と言っている。それが中2です。
これは才能の問題ではなく、構造の問題です。
外からの刺激では、変わりません。
中だるみへの対処として、こういうことがよく行われます。
怒る。塾を変える。スマホを取り上げる。「受験まであと○日」と貼り出す。
でも、これらはすべて外からの刺激です。刺激は一時的にしか機能しません。刺激が切れれば、また元に戻る。それを繰り返しているうちに、中2が終わります。
必要なのは、刺激ではありません。刺激に頼らなくても回る仕組みです。それがない限り、同じことを繰り返します。
必要なのは「毎日やり切る基準」です。
外からのエンジンが切れたとき、子どもを動かし続けるのは「習慣と基準」だけです。
アンビシャスが大切にしているのは、この3つです。
「既習範囲」 難しい応用問題に手を出す前に、教科書と学校ワークを「誰の力も借りずに解ける状態」にする。これを避けて成績を上げる方法はありません。
「完了」 「解いた」で終わりにしない。間違えた問題が「自分でできる」状態になるまで、やり直す。
「再現」 テストの場で、自分の力だけで再現できるか。それが最終的な基準です。
この基準を、毎日当たり前にこなせるようになること。それが、外のエンジンに頼らず動ける子どもをつくります。
※「努力しているのに成績が伸びない」場合は、基準ではなく努力の向きがズレている可能性があります。→ 努力しているのに成績が伸びない理由
新中2のこの時期を逃すと、中3での修正は想像以上に大変になります。
中だるみは、始まってから対処しようとすると手遅れになりやすい。習慣が崩れてから作り直すのは、最初から作るより何倍も時間がかかります。
中2が始まる前の今だからこそ、基準と習慣を先に作れる。
中2は、才能で差がつく学年ではありません。
基準で差がつく学年です。
そして基準は、与えられなければ身につきません。
だからこそ、今です。
合うかどうかは、説明会で率直にお伝えします。
まずは一度、話を聞きに来てください。
※説明会では、入塾を強くすすめることはありません。アンビシャスの考え方とご家庭の方針が合うかどうかを確認する場です。

