勉強法

努力の差がはっきり出るのは高校から

こんにちは。塾長です。

最近、高校の同級生と会う機会が増えてきました。こういうのは、たぶん年齢を重ねてきたからなんでしょうね。もう45歳になりましたから、同級生と昔話がしたくなってくるんですよ(笑)。

高校時代の話をするとき、けっこうな頻度で話題に出るのは「M」という同級生の事です。同級生でMを知らない人は、いなかったと思います。たぶん。

Mは、現役で東大の文Ⅰ(法学部)に合格。大学4年時に司法試験に合格。今は、大手弁護士法人のパートナー弁護士(経営者という意味)です。

国際派弁護士で、特に英語・中国語を自在に操ります。時々、海外の法律に関する専門家として記事を執筆していたりしていますね。MのSNSなどを見ると、様々な言語で返信をしていて、やべーなって思います(笑)。

こういう話を聞くと、「もともと頭が良いんじゃない?」とか思うと思うんですよね。

でも、他の同級生とMの話をすると、もう「努力のカタマリ」なんですよね。

この前も、ある同級生いわく、「あれはたしか、高2の時だった。Mと一緒に帰った時にさぁ、ジーニアス2周目とかって言ってたんだよ。やべーなって思ったわ(笑)。ジーニアス2周目って何なんだよ(笑)。」

ジーニアスというのは、英和辞典ですからね(笑)。それを高2の時点で2周です(笑)。意味不明ですよ。参考書じゃないんだからさ( ´∀` )。

私も休み時間にMに会いに行った時に、以下のような会話をしたことがあります。

私「なに読んでんの?」

M「英英辞典だよー。」

私「英英辞典?何でそういうの読むの?」

M「この英文での説明が面白いから、読んでて飽きないんだよ(笑)。」

私「(うーむ。さすが全国模試1位の男だ・・・。)ちなみに、英語のリスニングってどうやって勉強してんの?」

M「衛星放送でCNNニュースとかを見てるよ。それだけだね。でも、毎日見るようにはしてるんだ。」

Mとは、大学時代に同じ寮で過ごした時期があります。第2外国語は2人とも中国語です。大学2年の頃には、Mはかなりのレベルで中国語をマスターしていました。普通に話してましたね(笑)。同じ寮に住んでいて、本当に実感したのですが、Mは本当に努力をしていました。もう、きちんと毎日、中国語を勉強しているんです。その結果が出ているんですよね、それに比べて私は・・・( ´∀` )。

中国語に関しては、スタートが同じはずなんですが2年間でここまで差がつきました。差がついた理由はたった一つ。努力の差なんです。

これ、本当にそうなんですよ。もともとの才能とか言っている人は、それを知らないだけなんです。だからこそ、それを知って欲しい。そう思うんですよね。

結果を出している人は必ず努力をしている」ということは確実に言えると思います。

この努力の差が大きく出てくるのが、高校以降なんです。

高校以降は、本当に苦しいです。無力感にさいなまれ、自分が何者でもないと思ってしまうかもしれません。特に、中学まで順調に来ていた人ほど、強く感じてしまうかもしれませんね。私は中学まででも全く順調ではありませんでしたが、やはり高校入学当初は、自分のすべてが否定された気がしたものです。無力感も、確かにありました。

でも、ここで諦めずに努力を継続することができれば、道は開けていく可能性が高いんですよね。ですので、その努力をするための環境を整えてくべきかなと思うんです。

やればできる

たぶん、皆さんがそうなのだと思います。私もそう思いますよ。

ですから、その「やればできる」を努力を継続することで証明していきましょう!

 

 

 

 

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