南大通校

学生のうちに身につけたいこととは?

こんにちは。塾長です。

今年は可能な限りブログを更新していきたいと思います( ̄^ ̄)ゞ

本日は、「学生のうちに身につけたいこととは?」です。

学校で身につけるべきこととは?

これからの時代は、「常に学習する」ということが当たり前になってくると思います。これは、学校の勉強だけではなく、あらゆることを探したり、研究したりということが一生必要になってくるということです。理由としては、新しいテクノロジーがどんどん実用化されてくるからです。学校で身につけて欲しいのは、学習する姿勢です。そうです。学習する姿勢を、まずは身につける必要があるのです。

次に身につけるべきことは学んだことを実践する姿勢

学習する姿勢を身につけたら、次は学習したことを実際に実践していく姿勢を身につけなくてはいけません。学んだだけでは、なんの変化もありません。学んだことを実践して普段の行動を変えないといけないのです。これは大人になればなるほど実感することだと思います。

例えば、数学(算数)で「問題を解くときには途中式を丁寧に書く」ということを学んだとしましょう。それなのに、途中式を書かないで答えだけを書いていたなら、それは実践したことにはならないのです。そして、学んだことにもならないのです。学ぶことは実践とセットなのです。

学習してもうまくいかない人の特徴

学習しているのに変化が見られないのは、この実践が足りないからです。学習と実践の割合は3対7です。学習を3とすると、その2倍以上の実践が必要ということになります。なぜ2倍以上になるのかというと、実践して定着させるには、それほど時間がかかるからなのです。ここは盲点で、実践していないから身につかないだけなのに、それを理解していないケースが多く見られます。

ここまでの流れをサポートするのが親の役割

新しいことをやるとき、失敗はつきものです。これは当たり前のことなので、失敗したからといって落ち込む必要はないのです。大事なことは、小さな失敗をして、それを大きな失敗にしないようにすることです。

自分の子供が失敗したからと言って、それを親が非難してはいけません。チャレンジするということにトラブルはつきものだからです。

以下の事例を考えてみましょう

ある日、家族で外食に出かけました。とてもおいしいレストランでした。あなたは、「私でも作ることができるかもしれない」と思って、「これ、今度家で作ってみるね」と言いました。すると家族全員が「作って!作って!」と大喜びです。

そして、数日後、あなたはその料理にチャレンジしてみました。レシピはありません。

自分が食べた感じと今までの経験から試行錯誤して作り、やっとの思いでその日の夕食に出すことができました。あなたは大満足です。ニコニコしながら食卓に並べていきます。

しかし、家族からの感想は、

「こんな味じゃない。あの料理を食べたかったなー。」

「これがあの料理なの?あのお店より美味しくないなー。」

というものでした。

あなたは、「もう二度と作らない!」と思うでしょう。せっかく家族のために一生懸命努力したのに、この反応なら当然ですよね。

でも、以下のような反応だったらどうでしょうか?

「味はちょっと違うけど、とても美味しいよ!」

「お店の味とは違うけれど、これはこれで、とても美味しいね!」

これなら、「もう少しアレンジして、また作ってみよう!」

このように思うのではないでしょうか?

子どもの学習とは、この料理のように、新しいチャレンジの繰り返しなのです。

こう考えてみると、子供が失敗した時の親の接し方は、とても大事ですよね?

学習もゲームも本質は同じ

ここまで述べたことは、ゲームをやっている時に自然とやっていることなのです。新しいゲームを始めると、どこかでうまくいかない瞬間が必ず来ます。ですので、友達に聞いたりネットで検索してみるのです。攻略本を買って勉強することもあるかもしれません。そして、学習したことを実践します。実践してもなかなかうまく行かないかもしれません。それでも、粘り強く実践すると「できる瞬間」が訪れます。この繰り返しなのです。勉強でも同じです。「学習→実践」という流れを習慣化していくことが必要なのです。

この時期の受験勉強では

この時期は、入試の過去問を解くことが多いはずです。高3生なら共通テストの過去問、中3生なら高校入試の過去問と向き合っているでしょう。そして、点数が伸び悩んでいる科目もあることでしょう。この時期にやることは、非常にシンプルです。できなかったところを解き直して、今まで解いた問題集に掲載されている類題を解いていきます。そして、また解いてみる。これを繰り返すのです。また、過去問を解いてみます。また、悪かったとします。できなかった分野をもう一度直してみます。これも、「学習→実践」の流れです。とにかく、シンプルに愚直に取り組みましょう。

私たちがやっていることは

生徒に「学習→実践」を習慣化してもらうためのサポートです。テストの点数が良かったり悪かったりするのは、ある意味、当たり前のことです。それでも、その結果に一喜一憂しないで前に進み「学習→実践」を習慣化していくことができるようにサポートするだけなのです。これが、社会に出た時に最も役に立つと我々が感じているからなのです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

最新の投稿