岩手大学への道

「岩手大学という選択」第1回

「東京の大学に行かせた方がいいんじゃないか?」

その不安に、正面から答えます。

こんにちは。塾長です。

今回から「岩手大学という選択」というシリーズを書いていきます。

アンビシャスは、三高・四高・北高への合格を目指し、その先の岩手大学合格までを見据える塾です。ですので、「なぜ岩手大学なのか?」という質問も多くいただきます。
そこで、
今回、その答えをちゃんと書こうと思います。

「上京=成功」という方程式が崩れている

少し前まで、「いい大学に行く=東京の大学に行く」というのが当たり前の感覚でした。

現在の親世代の多くは、そのルートで生きてきています。
だから、子どもにも同じ道を勧めます。

でも正直に言うと、今はその方程式がかなり怪しくなってきていると感じます。

東京で4年間大学に通うと、家賃・食費・交通費・学費で、年間200〜300万円は軽くかかります。奨学金を借りれば、卒業時点で数百万円の借金を抱えてスタートすることになります。

それで「東京の大学を出た方が有利」かというと、今は必ずしもそうではありません。

【昔に比べて大きく変わったこと】

・インターネットとSNSで、地方にいながら全国・世界を相手に仕事ができる

・リモートワークの普及で、東京にいなくてもできる仕事が増えた

・地方での起業・フリーランスのハードルが下がった

・「盛岡」はThe New York Timesの「世界の行きたい街」2位に選ばれた

→「地方にいること」のデメリットが、確実に小さくなっている。

バイト漬けの4年間と、自由な4年間

東京の私立大学に進学した場合、多くの学生がアルバイトに週20時間前後を費やします。生活費を自分で稼がなければならないからです。

週20時間のバイト。1日約3時間。4年間で約4000時間。

膨大な時間です。

一方、岩手大学に自宅から通う場合、家賃の支払いも要りませんし、親が仕送りをする必要もありません。
バイトをするにしても「生活のため」ではなく「旅行や経験のため」になります。

旅行に行ける。留学に挑戦できる。資格を取る時間がある。インターンに参加できる。

「東京に出た方が経験が積める」とよく言われますが、お金と時間の余裕という観点では、地元進学の方が豊かな大学生活を送れる可能性が十分にあります。

地方での人脈は、希少価値が高い

東京には優秀な人が集まります。だからこそ、一人ひとりの希少価値は下がります。

盛岡では違います。岩手大学を出て地元で働く人材は、地域のキーパーソンになれます。
行政・医療・教育・農業・IT、どの分野でも「地元を知っていて、信頼できる人材」は圧倒的に不足しています。

東京では「埋もれる」かもしれない人が、盛岡では「中心にいる」存在になれる。
この差は、10年後・20年後に大きく効いてきます。

地元進学は「視野が狭い」選択ではない

誤解されがちですが、岩手大学を選ぶことは「視野が狭い選択」ではありません。

岩手大学を出てから東京や海外に出る選択肢は、いつでも残っているからです。

でも、逆は難しいです。

東京で奨学金を抱えて就職してから、地元に戻って根を張り直すのは相当なエネルギーが必要だからです。

岩手大学という選択は、「後から選択肢を広げやすい」戦略的な選択でもある。

地元に残ることで得られるもの:低い生活コスト・濃い人脈・地域での希少価値

東京に出ることでしか得られないもの:東京の大企業への就職ルート(一部)

今の時代、後者の価値は確実に下がっている。

アンビシャスが岩手大学を目標にする理由

アンビシャスは「岩手大学合格」をゴールのひとつに置いています。

それは岩手大学が「妥協の選択肢」だからではありません。盛岡でしっかり生きていくための、最もコストパフォーマンスが高いルートだと本気で思っているからです。

三高・四高・北高に合格し、高校でも学習習慣を維持し、岩手大学に現役合格する。
このルートを歩んだ生徒が、地域で活躍している姿をずっと見てきました。

次回は「お金の話」を具体的な数字で書きます。
東京進学と地元進学で4年間にいくらの差が出るか、実際に計算してみます。

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