バイト漬けの4年間と、自由な4年間。
時間の使い方が、10年後の差になる。
こんにちは。塾長です。
「岩手大学という選択」第3回は、時間の話をします。
前回はお金の数字を見てきました。
今回は、お金の次に大切な「時間」の話です。
東京でバイト漬けの4年間を過ごした学生と、岩手大学で自由な時間を持った学生では、卒業後の人生にどんな差が生まれるか、という視点から書いてみようと思います。
大学4年間は、人生で最も自由な時間だ
社会人になると、自由になる時間は激減します。
平日は仕事。週末も疲れていれば休息に消える。
家族ができれば、さらに自分の時間は減ります。
大学の4年間は、義務もなく、責任も軽く、体力があって、時間がある。
人生でこれほど自由な期間は、おそらく二度と来ません。
だからこそ、その時間を何に使うかが重要です。
週20時間のバイトは、年間1,040時間
生活費のために週20時間バイトをするとします。
週20時間 × 52週 = 年間1,040時間。4年間で4,160時間。
これは何日分か。24時間換算で約173日分。半年近くです。
| 【4,160時間でできること】
・語学留学(3ヶ月〜半年):約1,000〜2,000時間 ・TOEIC900点レベルの勉強:約2,000時間 ・簿記1級の取得:約500時間 ・長期インターンシップ(1年間):約1,000〜1,500時間 ・国内47都道府県の旅:余裕で可能 ・本を1,000冊読む:1冊4時間として4,000時間 4,160時間は「生活のため」に消えるのではなく、 「自分の未来への投資」に使えるはずの時間だった。 |
2人の大学生を比べてみる
同じ18歳でスタートした2人の大学生を比べてみます。
| Aさん(東京私大・一人暮らし) | Bさん(岩手大学・自宅通学) |
| 1年生:バイトを掛け持ち。
生活費を稼ぐのに必死。 2年生:慣れてきたが、 バイトが生活の中心に。 3年生:就活が始まり焦る。 バイトは減らせず。 4年生:奨学金の返済計画を たてながら就活。 卒業時:数百万円の借金。 資格・留学・旅・なし。 |
1年生:時間に余裕あり。
興味のある本を読む。 2年生:短期留学(3週間)。 国内旅行も数回。 3年生:長期インターン開始。 実務経験を積む。 4年生:就活で武器になる 経験と資格あり。 卒業時:借金なし。 経験豊富でスタート。 |
もちろんこれは極端な例です。東京でも時間を上手く使っている学生はいます。
でも、構造的に「余裕が生まれにくい環境」と「余裕が生まれやすい環境」の差は確実に存在します。
旅は、教室では学べないことを教えてくれる
私が個人的に強く思っていることですが、大学生のうちに旅をしてほしいです。
国内でも、海外でも。一人でも、友人とでも。
知らない土地に行くと、自分の常識が常識ではないことに気づきます。
違う価値観の人と話すと、自分の視野の狭さを知ります。
不便な状況に置かれると、問題解決能力が磨かれます。
これは教科書では学べない。バイトのシフトを埋めている時間では得られない経験です。
| 岩手大学に自宅通学すれば、その分のお金と時間が旅に使える。
年に2〜3回の国内旅行、大学在学中に1回の海外旅行。 これくらいは、バイト時間を最小限にすれば十分実現できます。 「地元進学だと経験が積めない」は、思い込みです。 経験の量は、お金と時間の余裕に比例します。 |
社会人になってからの「時間の差」
大学4年間の時間の使い方は、社会人になってからの差に直結します。
バイト中心の4年間を過ごした学生は、就活で「学生時代に力を入れたこと」をバイトの話しかできないことが多いです。
それ自体は悪いことではないのですが、インターンや留学や課外活動の経験がある学生との差は歴然です。
| 【就活で語れる経験の差】
バイト漬けの4年間:「居酒屋でバイトリーダーをしました」 自由な4年間:「短期留学・長期インターン・47都道府県制覇しました」 どちらが面接官の印象に残るかは、言わずもがな。 経験は、時間とお金の余裕から生まれる。 |
「地元に残る」のは損ではない
岩手大学を出て地元で就職すると「東京に行かなかった負け組」という目線で見る人もいます。
でも、考えてみてください。
借金なしで地元に残り、リーズナブルな家賃で生活しながら、地域のキーパーソンとして活躍する。週末は旅行に行ける。趣味に使える時間と金がある。30代で家を建てられる。
一方、東京で奨学金を返しながら高い家賃を払い、通勤1時間かけて会社に行く生活と、どちらが「豊か」でしょうか。
| 豊かさとは、時間と選択肢の多さではないか。
岩手大学を出て地元で生きることは、 時間とお金と人脈を手に入れる、賢い選択です。 |
まとめ
| 【第3回のポイント】
① 大学4年間は人生で最も自由な時間 ② 週20時間のバイトは4年間で4,160時間=半年分 ③ その時間を留学・旅・インターン・資格に使えるかどうかが分岐点 ④ 経験の量は、時間とお金の余裕に比例する ⑤ 地元進学は視野が狭い選択ではなく、経験への投資ができる選択 岩手大学に自宅通学することで生まれる「余白」が、 大学4年間を本当に豊かにする。 |
次回は「地方起業・ネットビジネスの追い風」をテーマに書きます。
盛岡にいながら全国を相手に仕事ができる時代に、岩手大学卒業後の選択肢がどれだけ広がっているかを話してみたいと思います。
▶︎第4回はこちら

