お久しぶりです!講師の畠山です。
気温が急に下がり、受験勉強も皆さん本格化していると思います。
今日は「私が高校受験の際に頑張ったこと」についてご紹介します!
実は私は中三の時、それまで志望校の合格圏の点数をとっていたのに、10月頃の模試で50点以上落としてしまったことがあります。そこからどうやって合格圏まで点数を伸ばして志望校に合格したのかお話していきます。
まず【焦ったこと】がとても大きな要因でした。
「このままでは受からない、どうしよう」と初めて心の底から焦り、自分が今足りないことを見つめ直して、一生懸命点数を上げるためのその時の自分ができる最大限の工夫は何かを考えました。
本当にその高校に入りたかったからこそ、本気で焦って、行動に移せたのだと思います。
そしてその時自分がどうしても覚えられないこと、わからないことから逃げて、できることだけをひたすら繰り返していただけであることに気づきました。
とはいえ勉強していて、覚えていないところを勉強すると、×ばっかりでやる気がなくなるし、点数が足りない中でそんな自分の状況に向き合うのはかなり辛いです。
しかし分からないままにしておくと絶対に点数は伸びない…
そこでわたしはわからないことから逃げないためのちょっとした工夫をはじめました。
まず分からないところ、覚えられないところの問題文をメモの表に書き、裏に答えを書いたものをたくさん作って画用紙に貼ります。
そしてその画用紙をいつもの勉強机の正面に貼っていつでも気が向いた時、ペラっと答えをめくれば問題が解けるようにしていました。
100%覚えたらそのメモを捨てていき、またまたわからないところのメモを追加していきます。
ノートに全てまとめたほうがコンパクトですが、わたしの場合、ノートを開くことからも逃げるようなタイプなので、日常の中で目につくところに置いたことが自分なりの工夫でした。
そしてこれを始めて最初は教科書に大きく載った重要な部分をメモしていたのが、後半は教科書の隅にあるような他の人と差がつく知識を身につけるための時間になっていました。
私はこのやり方で分からないところを潰していきましたが、他にも良い方法はあると思います。ただ何よりも大切なことは【わからないことから逃げないこと】です。
これは当たり前のことではありますが、行動に移すのは本当に難しいです。
受験はわからない問題が少なければ少ないほど点数が上がります。
暗記科目であればなおさらです。
分からなくて、点数が伸びなくて焦っているのであれば、その焦りを解消するためには、分かるようになるにはどうすればよいか考えてそれを行動に移しましょう。
私のようにメモを作るのもいいですし、理解の近道が先生に聞くことだと思うなら、どんどん質問に行きましょう。
どうしても理解できない時もあるかもしれませんが、暗記科目であればとにかく覚えればいいだけです。
今わからないことを無くすために自分にできることを精一杯逃げないで頑張ってみてください。そうすれば頑張っている自分に対して自信がつき、焦りを感じることも少なくなると思います。
私はわからないところがある自分に向き合えるようになってから、一気に合格が近づいたのを感じられるようになりました。
今成績が振るわなくて焦っているのであれば一度自分を見つめ直して、本当にわからないところから逃げていないか見つめなおしてみてください。
できていないと思ったなら早速行動ですよ!