中野校が拠点を置く河南地区で、根強い人気を誇る伝統校が盛岡第二高校です!
女子高のようになっていますが、実は完全共学校だということは大半の盛岡市民の方々が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
実際、今も同校は共学なのですが、1961年に男子生徒が卒業して以来、男子生徒は入学していないようです。
実は、塾長が中3の時、男子の受験者が10人いれば二高を受験できるという噂が流れ、仲間集めに奔走したことがあります(笑)。塾長はそういう中学生だったんですよね・・・。
では、盛岡二高の大学受験の結果(今年の春)を見てみましょう。
【2022年度の大学合格実績(現役のみ)】
◎国公立大学
北教大:2 弘前大:2 岩手大:10 宇都宮大:1 はこだて未来大:1 青森公立大:1 岩手県立大:6 都留文科大:2 長野大学:2
国公立大合格者合計26名。
◎私立大学(のべ数)
岩手医大:2 盛岡大:26 岩手保健医療大:6 東北学院大:6 東北工大:2 東北福祉大:3 千葉工業大:2 青山学院大:1 跡見学園女子大:2 桜美林大:1 共立女子大:1 国立音楽大:1 杏林大:1 実践女子大:2 中央大:1 東京農業大:1 東洋大:1 日本大:1 日本女子大:4 などなど・・・。私立大合格者合計106名。
1学年200名の中、大学進学希望者は約半数の100名くらいだと言われています。その100名の中の26名が国公立大に合格するというのは、なかなかだと思います。昨年度は、難関の国際教養大にも合格者が出ていますし、トップ層は他の進学校の生徒にも引けを取らないと思います。
また、伝統校のため私大の指定校推薦を持っており、いわゆるGMARCHにも毎年合格者を出していますし、有名女子大にも合格者を出していますね。ただ、指定校は毎年変動していますので、ここは常に確認しなくてはいけない部分ですね。来年以降もあるかどうかは分からないからです。
二高の印象としては、学校で使用(生徒に購入させる)する参考書にセンスを感じますので、とても好印象です。我々の時代のようなバリバリの進学校という印象は無くなり、入学するときのハードルも高くはなくなりましたが、伝統校の良さをところどころに感じさせる高校です。河南地区の中学生にとっては、ダントツに近い高校ですので、それも選択肢になる理由の1つですね。
入学後に国公立大を目指す場合、学年10位以内をキープする気持ちで勉強を進められれば、十分に国公立大を狙えると思います。