塾長コラム

他人のノイズを引き算し、「自分と向き合う姿勢」を育てる。11年塾を続けてこの結論にたどり着いた理由

「教育で誰かを救おう」なんていう、
大それたことを考えているわけではありません。

でも、アンビシャスが伝えている「引き算の哲学」を通して、
子どもたちの人生を確実に良い方向へ変えられる部分は
たくさんあると確信しています。

僕がアンビシャスを通して一番やりたいこと。
それは、子どもを縛り付けている「不要な思い込みをなくすこと」
です。

今の子どもは、僕たちの時代にはなかったSNSに囲まれています。

ニュースだけでなく、「同級生のキラキラした日常」や「他人の成果」といった情報が常に雪崩れ込んできます。
四六時中そうした情報に触れていれば、
無意識のうちに他人と自分を比較し、
勝手に焦ったり、
自分を卑下したりしてしまうのも無理はありません。

しかし、

「他人の情報」のほとんどは、自分の人生には全く関係ないんです。

僕は来年50歳ですが、ここまで生きてきて、本当にそう実感しました。

他人の見栄やノイズに振り回されるくらいなら、
今日できたこと、
できなかったことを
ありのままに受け止め、
ただ自分自身とちゃんと向き合う。

今まで生きてきて、結局これが一番大切なことだと痛感しています。

だからこそ、アンビシャスでは、
世の中に溢れる魔法のような勉強法や無数の教材という情報を極限まで「引き算」し、
やるべき教材を絞ります。

そして、
「その限られた目の前のものに、どう真っ直ぐに向き合うか」
という姿勢を伝えています。

これは、単にテストの点数を上げるためだけのテクニックではありません。

今後大人になって、
向き合う対象が「数学のワーク」から「仕事の課題」や「人間関係」に変わったとしても、必ず役に立つ「物事への普遍的な向き合い方」です。

肩肘張って「ガチガチに真面目にやれ」と押し付けるつもりはありません。

ただ、ノイズを遮断した静かな空間で、
教材と向き合い、
自分自身と向き合う。

そのコツコツとした作業を積み重ねる場所を提供し、
僕たちは、それをすぐそばでサポートする存在でありたいんです。

派手さは全くありません。
しかし、他人の評価や不要な情報を引き算し、
確実に自分の足元を固めて前へ進んでいく。

これこそが、11年間アンビシャスをやってきて見えた一つの答えです。

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