塾長コラム

高校ごとの定期考査のレベル

意外と知らない方もいらっしゃるのですが、高校ごとに定期考査のレベルが違います。

実際に指導していると、盛岡三高と盛岡四高の間でレベルの転換点があると感じています。

盛岡四高では、中学校の延長線上の勉強で考査の点数が取れます。
試験範囲の学校の教材を、極端な話、丸暗記すれば75点以上取れます。
そのため、中学校時代と同じかそれよりも高い評定平均を持っている生徒が多いです。

盛岡三高・盛岡一高は学校の教材の丸暗記では、乗り切れない難易度の問題が考査で出ますし、試験範囲の量もハンパないので、付け焼刃の勉強では歯が立たない教科も多いです(国語などは教材の丸暗記で乗り越えられたりします)。
そのため、大半の生徒は中学時代よりも評定平均が下がることになります。

まず、この事実を入学前に知っておく必要があると思います。
では、盛岡四高と盛岡三高のどっちが良いの?という話になるのですが、
そんなに単純な話ではないと思います。

盛岡四高であれば、確かに考査の点数が取りやすく評定も取りやすいです。
自己肯定感も高くなるでしょう。ですので、高校時に高校内の勉強で低迷する可能性は低いです。そこはメリットだと思います。また、推薦入試の選択肢も増えるでしょう。
しかし、考査と大学受験の間のギャップが激しすぎて、一般入試の勉強は間に合わないケースが多いように感じます。
普段の考査で点数を取ってしまう事で、自分は勉強ができると勘違いしてしまいがちだからです。

盛岡三高・盛岡一高であれば、盛岡四高に比べて考査の点数が取りづらく評定も取りづらいです。
中学までに積み上げたプライドも粉々にされて、そのせいで学力が低迷する可能性があります。勉強をしなくなってしまうんですね。
つまり、高校内の勉強で低迷する可能性が高いです。
しかし、そこさえ乗り越えれば、普段から「このままではヤバイ」という危機感を持てることで、大学受験自体はうまく行くケースが多くなるように感じます。
あくまで、乗り越えられればの話なのですが。

結局は、どこまで先を見すえて行動・思考できるかだと思います。
そして、その行動は早い方が有利になります。
そのためには、様々な制度の仕組みをきちんと理解していくという姿勢が何よりも大切な気がするのです。

まず、大学入試制度の仕組みを調べてみましょう。

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