「勉強のハードルを下げる(堅苦しく考えない)」という話の続きにもなりますが、
今回は、理科や社会が苦手な中学生に向けた「柔軟なアプローチ」について、です。
最近、「理科や社会が苦手、いくらやっても覚えられない」という子が非常に多いのですが、その根本的な原因は「言っていることの意味がわかっていない」、
つまり「頭の中に現象のイメージができていない」ことにあります。
例えば理科の実験。
教科書の文字や静止画だけを追っても、そもそも何のためにこの実験をしていて、現実世界でどういう現象が起きているのかが想像できていません。
まあ、そもそも、教科書にはっきりとは書いていない場合もあります。
社会の地理にしても、「なぜこの地形だと、こういう気候条件になるのか」という背景の理屈(因果関係)がイメージできていない。歴史も、因果関係ですよね。
この「イメージ(理屈)」が欠落した状態で、表面的な用語だけを丸暗記しようとするから、すぐに行き詰まってしまうというケースが多いです。
では、この「イメージできない」という壁をどうやって越えるのか?
ここで「教科書を何度も読みなさい」と活字を強要するのは、ハードルを上げるだけで逆効果です。
頭の中で想像できないのなら、圧倒的に「漫画」や「アニメ」を活用するべきです。
歴史や地理の背景を知るなら学習漫画が最適ですし、理科の実験などは、映像で見るのが一番直感的で理にかなっています。
「漫画やアニメで勉強するなんて…」と抵抗感を持つ方もいるかもしれません。
しかし、その「勉強は活字ですべき」という固定観念こそが、子どもの学習ハードルを無駄に上げているのです。
「漫画だからダメ」と決めつけるのではなく、むしろ小さい頃から漫画でもいいのでしっかりと読ませて、ストーリーや絵から「状況をイメージする力」を養っておくことは、非常に価値があります。
ですので、漫画を小さい頃から読めるようにしておくことは、大事かと思います。
漫画やアニメを使って「ああ、なるほど、そういうことか!」という理屈とイメージの土台さえ作ってしまえば、あとはこっちのものです。
その後の「用語が覚えられない」という悩みは、単なる反復練習の技術ややり方の問題に過ぎないため、いくらでも解決できます。
形や見栄えにこだわる必要はありません。
「理解して身につく」という本来の目的を達成するためなら、漫画でもアニメでも柔軟に使い倒す。それが、苦手科目を克服するための最も賢く、確実な入り口なのです。僕も、地球の表面積の割合で、陸地と海洋は3:7というのは、ドラえもんで知りましたから。そもそも、何からでも学ぶことはできるんです。
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