夏頃から新しく入塾してきた生徒たち(主に中学2年生、そして数名の中学3年生)の様子を見ていると、全員にある共通の変化が起きていることに気がつきます。
それは、入塾当初にあった「セカセカした焦り」のようなものが消え、
教室でゆったりと、どしっと構えて勉強に向き合えるようになったことです。
「ゆったりしている」と言っても、決してペースが遅いとか、ダラダラしているという意味ではありません。
むしろ逆です。
塾にやって来てから席につき、勉強をスタートさせるまでの時間は圧倒的に早くなりました。
ひとたびスタートすれば、あとは淡々と、黙々と目の前の問題を進めていく。
私が定期的に進み具合や理解度をチェックし、彼らはまた自分の手元の問題へと戻っていく。
現在の教室には、そんな静かで落ち着いた時間が流れています。
前回のブログで書いた「一次関数に的を絞って結果を出した生徒」のように、
この落ち着いた空間の中で、彼らの理解度は着実に上がっています。
もちろん、細かくアラを探せばまだ知識の穴はあるでしょうし、課題を挙げればキリがありません。
しかし、目先の点数や周囲のペースに振り回されず、「焦らずどしっと構えて自分の学習に向き合う」という絶対的な土台ができたこと自体が、彼らにとってとてつもなく大きな前進なのです。
そもそも当塾には、一般的な塾にあるような「コマ割り(時間割)」がありません。
公式のオープン時間は17時ですが、学校が早く終わった日は15時台や16時台からフラッとやってくる生徒もいます。
そして一度来たら、そこからラスト(閉室時間)まで、時間を気にすることなく黙々と自分の勉強を進めていく。
「何時から何時までの授業だから」とセカセカと受け身でこなすのではなく、塾という環境を自分から主体的に使い倒し、腰を据えて勉強のサイクルを回していく。
いいね。
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