受験

【進路で迷ったら読む話】学校の先生の言うことがすべてじゃない。セカンドオピニオン、持ってるかい?

進路、悩んでないかな?

高校生は、気づけば

「将来どうするの?」

「どの学部に行くの?」

「推薦?一般?国公立?私立?」

って聞かれがちだ。

でも、本音は

「そんなの、まだわかんないよ。」

という人が多いんじゃないかな?

でも、周りの大人(とくに先生たち)は「そろそろ決めなきゃダメだよ」って言ってくる。

そういうときに、ちょっと思い出してほしい話があるんだ。

それは、自分の進路において、「セカンドオピニオンは持ってるのかい?」ということなんだ。

「セカンドオピニオン」って何?

病院に行ったとき、1人のお医者さんに「手術が必要です」って言われたら、他の病院でも診てもらって確認するのが常識になってきているんだ。

それが「セカンドオピニオン(第2の意見)」を持つということなんだ。

進路だって同じさ。

 高校の先生のアドバイスだけで進路を決めるのって、けっこう危ないと思うよ。

先生の言葉って絶対なの?

高校の先生って、もちろん熱心だし、生徒のことを考えてくれている。

でも、ちょっと立ち止まって考えてみて欲しいんだ。

  • 先生は、「大学に行く→教師になる」ってルートで社会に出てる人が多い。
  • 他の職業のことに関して、実はそんなに詳しくないということがある。
  • 昔の生徒の進学実績や偏差値データをもとに進路をすすめてくる傾向がある。

つまり、「先生が見ている世界」はちょっと狭い可能性があるんだ。

じゃあ、どうしたらいいのか?

結論から言うと、「いろんな大人に話を聞こう」ということになる。

これが、進路におけるセカンドオピニオンなんだ。

セカンドオピニオンは、どこで手に入るのか?

以下は、実際に高校生でもできる「セカンドオピニオンの持ち方」だ。

✔ 塾や予備校の先生に聞く

入試の裏話から大学の実情まで、けっこうリアルなことを教えてくれる。

✔ 先輩に話を聞く(卒業生でもOK)

「あの大学、実は講義がつまんない」とか、「意外と自由にバイトできる」とか、生きた情報が手に入る。

✔ オープンキャンパスで在学生に話しかける

パンフレットじゃわからないことを、けっこう聴ける。話しかける勇気はいるけど、価値は大きい。

✔ 保護者の知り合いや親戚に話を聞く

いろんな職業の人と話すことで、「そんな仕事もあるんだ!」と視野が広がる可能性がある。

✔ ネットで発信してる大学生や社会人の話を読む・聞く

SNSやYouTubeで「大学生活のリアル」とか検索してみよう。意外とホンネが出ている。

セカンドオピニオンを聞くときのコツ

  • 1人だけじゃなく、2〜3人から聞いてみること。
  • 「この大学どうですか?」だけじゃなく、「高校のとき何やってました?」って聞くと面白い話が出てくることが多い。
  • 聞いたことを全部信じなくてもOK!むしろ、「判断材料のひとつ」として自分の中で整理しよう。

なんでそんなことするのか?

もちろん、これは非常にめんどくさい。
でも、「進路を自分で決めた」って思えることって、めちゃくちゃ大事なんだ。

誰かに決められた進路は、うまくいかなくなったときにすぐ他人のせいにしてしまうものだ。
しかし、自分で考えて、調べて、決めた進路は、結果がどうなっても納得できるものだ。

最後にひとこと

進路は、「偏差値」や「親ウケ」だけじゃなくて、

自分がどんな人生を送りたいか、どんな人になりたいかを考えるチャンスでもある。

そのとき、1人の先生の意見だけじゃなくて、いろんな人の話を聞いてみよう。

そうすればきっと、ちょっとずつ「自分の地図」が見えてくるはずだ。

✅行動チェックリスト(やってみよう!)

☑️卒業生や先輩の1人にLINEしてみる。

☑️オープンキャンパスで在学生に話しかけるミッションを設定する。

☑️塾の先生に「大学って実際どうですか?」って聞いてみる。

☑️保護者と一緒に「社会人の知り合い」と話してみる計画を立てる。

☑️SNSで「大学生活のリアルを検索してみる。

最新の投稿
関連記事