塾長コラム

開校から丸11年。すべてをやらせず「やることを極限まで絞る」のが僕たちの真骨頂だ

一昨日の9月27日で、アンビシャスは開校から丸11年を迎えました。

この11年間、現場で数え切れないほどの試行錯誤を繰り返してきましたが、
改めて「自分たちの一番の強み(得意なこと)は何だろうか?」と振り返ってみた時、
行き着いた明確な答えがあります。

それは、生徒に満遍なくすべてをやらせることではなく、
その対極にある
「やるべきことと、与える情報を極限まで絞ってあげること」です。

世の中には、数え切れないほどの優れた勉強法や情報が溢れています。
しかし、指導者が本当に説得力を持って伝えられるのは、
結局のところ「自分自身、もしくは教え子が実際にやって結果を出した泥臭い経験」だけです。

僕自身、学生時代に成績を爆発的に伸ばすことができた最大の理由は、
決して「何でもできるオールラウンダー」を目指したからではありません。

高校入試でも大学受験でも、やるべき対象を徹底的に「絞った」からです。

自分の原体験として一番鮮明に覚えているのは、中学3年生の夏期講習です。
塾で、中1・中2の総復習と中3の1学期の範囲がまとまった1冊のテキストを渡されました。
僕はその夏、他のことには一切手を出さず、ひたすら「その1冊のテキストだけ」をやり込みました。

やることを極端に絞り込んだからこそ、中身を隅々まで強烈に暗記し、身体に定着させることができたのです。
その1冊が自分の中の確固たる「基本書」となり、「あ、この考え方を使えばいいんだな」という軸ができたことで、初見の応用問題にもどんどん対応できるようになりました。

塾を開業した当初は、不安から「あれもこれも全部やらせなきゃ」と手広くアプローチしようとした時期もありました。
しかし、現場で生徒たちと向き合う中で、結局一番結果が出るのは「やることを絞り込んだ時」だと確信し、徐々に今の引き算のスタイルへと移行してきました。

「あれもこれも」という足し算の誘惑を断ち切り、
「これだけでいいから、ここを完璧に仕上げろ」と的を絞ってあげる。

そうやって徹底的に絞り込む指導を貫いた結果、
大げさではなく本当に「人生が変わった」と言えるほど飛躍的に成績を伸ばした子たちを何人も見てきました。

情報過多で誰もが「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と溺れそうになっている今の時代。ノイズを遮断し、生徒が目の前の一点に集中できるよう「やることを絞り切る」こと。

それこそが、この11年間で磨き上げてきた僕たちが最も得意とする、揺るぎない指導の核なのです。一書精読です。

「うちの子、志望校に届くんだろうか?」

気になったら、まずは無料の個別相談で話を聞かせてください。
約45分・完全個別。いきなり入塾を勧めることはありません。

無料個別相談に申し込む →

「まずは気軽に質問したい」という方は、LINEでもどうぞ。

最新の投稿
関連記事