学習法・三分設計

学習計画は「予定通りにいかないこと」を学ぶための最高の練習である

アンビシャスに通っている中学生・高校生は
1週間単位で学習計画を立てることがありますが、
立てた計画が100%予定通りに進む週など、実はかなり稀なことなんです。

急な家族の予定が入ったり、
部活の練習時間が延長になったり、
あるいは「明日小テストがあるのをすっかり忘れていた」と慌てたり笑

子どもの日常には、こうした不測の事態がしょっちゅう起こります。

計画通りにピタッとうまくいく週があってももちろん良いのですが、
基本的に「計画は崩れるもの」です。

では、なぜわざわざ計画を立てるのでしょうか?

それは、「計画を完璧にこなすため」ではないんです。

「ベースとなる計画があるからこそ、不測の事態が起きた時にどう対処するかを経験できるから」です。

何の予定も立てていなければ、そもそも「予定が狂った」という認識すら持てないんです。

あらかじめ計画という基準を置いておくからこそ、
トラブルが起きた時に
「じゃあ今日はここまでにしよう」
「残りは週末に回してリカバリーしよう」と、
状況に合わせて軌道修正する力が養われるんです。

これは、人生そのものにも全く同じことが言えます。

僕たちが学生だった頃、誰もが手のひらにスマホを持ち歩く未来など想像もしていませんでした。
コロナ禍のように世界中が突然立ち止まるような事態が起きるとも思っていませんでした。

ガチガチに精密な「人生設計」など、
不確実な現実の前ではほとんど意味を成さないのが世の中のリアルです。

10年後を考えることすら、意味はないでしょう。

つまり、学生のうちに学習計画を立ててそれを実行しようと試みるのは、
「予測不能な事態が起きた時に、どう柔軟に立ち回るか」を安全な環境で練習している
ようなものです。

思い通りにいかなくて当たり前なんです。

むしろ「想定外のことが起きた時にどうするか」を考え、
自分の頭で調整していく経験そのものが、
勉強を通じて得られる非常に実用的なスキルになっていくんだと思います。

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