成績が伸び悩む場合、2つのケースがあると感じています。
①「勉強を頑張る!」という行動が取れないケース。
その行動を引き起こすまでの「欲」や「危機感」が足りません。
こういう場合は、周りの働きかけ(現実を教えてあげる事)と、
本人の成長が必要です。
何よりも、成長を促すことが必要です。
②定着するのに時間が必要なケース
欲も危機感もある。
取り組む姿勢も文句なし。
それなのに、点数が低い。
このケースは、意外と多いと思います。
これは、「もっと時間と量が必要な子」だという事です。
このタイプだと分かると、結構がっかりされる場合が多いです。
これは、生徒も保護者の皆さんも同じ反応をします。
「要領が悪いんだな、自分(うちの子)は」と思ってしまうんですよね。
この気持ちは分かります。
でも、がっかりする必要はまったくありません。
他の人達より時間も量も必要なら、「早く始めて、長くやればいいじゃん。」
と発想すればよいわけです。ちなみに、私も②のタイプでした。
私自身、中3の2学期の期末テストは、
テスト1ヶ月前から対策をスタートしました。
これは、自分の能力ではそれぐらい早く始めないと
テストに間に合わないと感じたからです。
結果は、5教科491点で学年1位。
学年2位は472点(盛岡一高へ進学)。
450点以上は2人しかいませんでした。
当時は1学年220人です。
時間が掛かるタイプなら、時間を掛ければ良いんです。
もし、時間の作り方が分からないようなら、
誰かに「アドバイザー」になってもらえば良いですよね。