高校生の進路指導というのは、彼らの人生を左右する非常に繊細で大切なテーマです。
まず大前提として、学校で行われる進路指導は極めて重要であり、その意見にはしっかりと耳を傾けるべきだと思っています。
なぜなら、学校には長年蓄積された膨大な進学データと、数多くの生徒を送り出してきた確かな実績があるからです。
「現在の学業成績に基づいた王道のルート」を安全に示す上で、学校の指導は欠かせない確固たるベースになります。
ただ、その上で一つだけ提案したいことがあります。
それは、進路選択において、
「民間の立場からのセカンドオピニオン」を持っておくことの有用性です。
学校の先生方は教育のプロフェッショナルですが、
ご自身の経歴として「学校から大学へ進み、再び学校という教育現場に戻ってきた」
という方が多いのも自然なことです。
そのため、民間企業でのリアルな採用基準や、
ビジネスの現場で今まさに何が起きているかという実態については、
どうしても少し距離がある場合があります。
僕自身は、教育業界に入る前は民間企業で人材紹介のエージェントとして働いていました。様々な企業がどういった人材を求め、実際の採用現場がどう動いているのかを、
ビジネスの立場で見てきた経験があります。
加えて、アンビシャスで11年間、多くの生徒たちの高校受験や大学受験に伴走してきました。
さらに言えば、僕たちの関係は「大学合格」で終わるわけではありません。
彼らが大学に進学し、
就職活動を経て社会人になり、
今どんな道を歩んでいるのか
という「卒業後のリアルな進路」までを含めて、
見てきています。
そうした「民間の採用の実態」と「卒業生たちのその後のリアル」を知っていると、
進路に対する見え方は少し変わってきます。
例えば、「この学部に行かないと、将来希望する仕事に就けないのではないか」
という思い込みも、実社会の採用の仕組みを知っていれば、
「実はそんなことはない。遠回りに見えても、社会に出てからいくらでも繋がるルートはあるよ」と伝えてあげることができます。
学校が提示してくれる「失敗しないための確かなルート」。
そこに、実社会の経験に基づいた「実はこんなルートもあるよというリアルな事実」
を足してあげる。
そうすることで、「この道しかないんだ」という生徒の過度なプレッシャーや不安を引き算し、もっとフラットで身軽な状態から進路を選べるようになります。
学校の指導をベースとしてしっかりと尊重しながらも、
「ちょっと別の角度からも話を聞いてみたい」
「実社会の目線ではどう見えるのか知りたい」という時に
相談できるセカンドオピニオンのような場所。
アンビシャスは、そのような場所になれると思っています。
「うちの子、志望校に届くんだろうか?」
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