学習法・三分設計

【高校生】英語が苦手なら「文法」や「長文」は引き算しろ。

高校生で英語が苦手な子(あるいは伸び悩んでいる子)に共通する、たった一つの絶対的な事実があります。

それは、「圧倒的に単語と熟語を覚えていない」ということです。

英語が苦手だと自覚している高1・高2生は、変に英文解釈(SVOCを振るような練習)をやったり、難しい英文法を理解しようとしたりする必要はありません。

順調に成績が伸びているなら別ですが、苦手な状況でそこに手を出してもノイズになるだけです。

まずは余計な勉強法をバッサリと引き算し、「真面目に単語と熟語をとにかく覚える」という一点にすべてを集中すべきです。

迷ったら「ターゲット」のアプリ版をやり込む

ツールはシンプルに、旺文社の「ターゲット」シリーズのアプリ版をおすすめします。

単語帳のレベルとしては、苦手な子は「ターゲット1200」や「1400」からスタートして全く問題ありません。

最終的に「1900」をやることになっても、うしろの難しい400語は一旦抜かして、前半1500語を完璧にする。

熟語も、アプリを使う前提なら「ターゲット1000」で十分です。

文系だろうが理系だろうが関係ありません。

変に余計なことを考えず、ひたすらアプリで単語と熟語を頭に詰め込む。
長文読解などの本格的な勉強は、すべて「それが終わってから」の話です。

高3の受験直前でも、読解をやめて単語を詰め込むべき理由

極端な話をすれば、高校3年生の受験直前であっても、英語が苦手な子は100%単語と熟語が入っていません。

その状態で焦って長文(リーディング)の演習をやっても時間の無駄なので、
今からでも思いっきり単語と熟語を詰め込んだ方がはるかにマシです。

なぜ、そこまで極端に「単語・熟語」を優先させるのか?

それは、語彙力がない状態だと「自分がなぜ英文を読めないのか、その本当の理由が分からないから」です。

長文が読めなかった時、語彙力がない子は全員「単語が分からなかったから読めなかった」と言います。

しかし実際には、英語の長文は「単語力」に「プラスアルファ(文法や構文の知識)」が組み合わさって初めて読めるようになります。

つまり、単語が固まっていないと、「自分は単純に単語を知らないから読めなかったのか、それとも単語は知っているのに構文が取れなくて(プラスアルファの力がなくて)読めなかったのか」の区別すらつかないんです。

ずっと「語彙力不足のせいだ」と思い込んでいるけれど、
実は根本的な原因はそこ(構文把握など)ではないことに、
本当はどこかで気がつかなければなりません。

そして、その「本当の自分の弱点」に気がつくためには、
まずは言い訳の材料になる「単語と熟語」を完璧に詰め込んでしまうしかないんです。

アンビシャスでも、英語が苦手な子にはこのプロセスを徹底しています。

「長文が読めない」という漠然とした悩みを解決する初手は、小手先のテクニックではありません。

余計な勉強法を引き算し、泥臭く単語と熟語を詰め込むこと。

そこからすべてが始まります。

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