こんにちは。塾長です。
勉強しても、なかなか成果が出ない・・・。
こういう場合、各単元のポイントを押さえた勉強が出来ていないケースが多いです。つまり、その単元の要点がどこなのか理解できていない場合が多いんですね。
例えば数学の1次関数。ここでの最大のポイントは、一般式y=ax+bの使い方ですが、それと同じくらい大切なのは、変化の割合の理解ですね。(変化の割合=yの増加量/xの増加量)なのですが、これを様々な問題に応用していくことが関数を理解するポイントです。分かる人は分かるのですが、変化の割合をきちんと理解出来れば、1秒で解けるような問題も意外と多いんです。だから、この(変化の割合=yの増加量/xの増加量)という式を使いまくった人は、どんどん数学が得意になるんです。本当に、この式を「これでもか。これでもか。」と、使い回すんです。昨日の個別では、特にこの内容を何度も説明し、何度も問題に挑戦してもらいました。
あとは、自分でグラフを書く癖をつける事です。これ、言ってもなかなかやらないですよね(笑)。これも、「グラフを書いたら楽に問題が解ける」という事実を知らないんですよね。でも、数学が得意な子は、この「グラフを書いたら楽に問題が解ける」という事実を知っているんですよね。なので、躊躇せず、グラフを書くんです。だから、どんどん差がついていくわけですね。
以上のようなことが、ポイントを押さえた勉強なんですよね。
模試の偏差値で60に届いていない場合、ポイントを押さえた勉強ができていないのだと思います。なぜなら、ポイントを押さえた勉強ができていれば、偏差値は60に届くものだと感じるからです。今すぐではなくても、勉強を継続していれば必ず届く数値が、偏差値60です。
この夏休みで、こういう部分を確認するのが良いと思います。