塾長コラム

恥を知ることが、人を育てる。

恥を知ることが、人を育てる

2500年前、孔子はこう言った。

「ルールと罰で人を導けば、人はルールを破らないようにするだけで、恥の意識は生まれない。しかし徳と礼で導けば、人は恥を知り、自ら正しい方向に向かう。」

論語の一節だ。
2500年経った今も、この言葉は色褪せない。
むしろ、今の時代にこそ刺さる言葉だと思っている。

「褒める教育」の限界

ここ数年、「褒める教育」という言葉をよく聞くようになった。

子どもの自己肯定感を育てるために、とにかく褒める。
失敗しても褒める。
間違えても褒める。
頑張ったことを認める。

その気持ちはわかる。
子どもに自信を持ってほしいという親心は本物だ。

でも、なんでもかんでも褒めることには、限界があると思っている。

間違いを間違いとして直視しない子は、間違いを直せない。
失敗を失敗として受け止めない子は、失敗から学べない。
「大丈夫、よく頑張った」と言われ続けた子は、自分の本当の位置がわからないまま育っていく。

恥は、成長の入口だ

恥をかくことは、悪いことではない。

間違えた。
できなかった。
知らなかった。

その事実と向き合ったとき、人は初めて「直そう」と思う。
恥があるから、人は動く。
恥がなければ、人は変わらない。

孔子が言いたかったのはそういうことだと思っている。
罰で動かされる人間は、罰がなければ動かない。
でも恥を知る人間は、自分の意志で動く。

これは勉強も同じだ。

克服ノートは「恥を知る」仕組みだ

アンビシャスで使っている克服ノートは、シンプルだ。

間違えた問題を、自分の力で解けるまでやり直す。
それだけだ。

でもこれは、間違いを直視することを求める仕組みでもある。
「間違えた」という事実から逃げずに、それと向き合って、自分の力で乗り越える。

最初は嫌がる生徒もいる。
間違いだらけのノートを見るのは、恥ずかしいからだ。
でもその恥こそが、成長の入口だ。

間違いだらけのノートは、恥ずかしいものじゃない。
自分がどこでつまずいているかを正直に示してくれる、一番大切な記録だ。

「できていない」を知ることが、「できる」への第一歩

褒めることを否定しているわけじゃない。

本当に頑張ったことは、きちんと認める。
結果が出たときは、一緒に喜ぶ。
それは大切なことだ。

でも「できていない」を「できていない」と正直に伝えることも、同じくらい大切だと思っている。

子どもが恥を知ったとき、指示がなくても自分で動き始める。
それが本当の意味での自立だと、アンビシャスは信じている。

アンビシャスの考え方に共感していただけたら、一度話を聞きに来てください。
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