論語シリーズ

論語シリーズ2日目

有朋自遠方来(ともあり えんぽうよりきたる)、亦楽しからずや

「友達が遠くから訪ねてきてくれる。それってすごく楽しいことじゃないか」

高校生活は、思った以上に人間関係が大事だったりする。

部活、クラス、今ではSNSでの関係もあるのかな?

時にはうまくいかないこともあるけれど、心から信頼できる友達がひとりでもいると、世界の見え方が変わってくるから不思議なものだ。

孔子がこの言葉を言ったのは、ともに学んだ仲間が再会したときの喜びを語ってのこと。

学問を共にした同志が、たとえ時間や距離があっても、また会える。

そして、同じ志を持っていれば、それだけで心が通じ合える。

そんな関係性って、今も昔も変わらず尊いのではないだろうか。

「遠くから来る」というのは、物理的な距離だけじゃなく、考え方や経験の違う人が近づいてくることも指している。そういう人と出会い、語り合い、学び合えるのが人生の楽しさでもあると感じる。

誰かとしっかり向き合ってみよう。

10年後に「おまえと高校で出会えてよかった」って言える関係が、

今この瞬間に始まっているかもしれないのだから。

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