教育業界にいると、
「首都圏の生徒はもっと進んでいます」
「地方でも首都圏並みの早期教育や指導をしましょう」
といった言葉をよく耳にします。
僕はそうした声を聞くたびに、
「そもそも、首都圏と同じ土俵で戦う必要があるのだろうか?」
と感じてしまいます。
首都圏の真似はしなくていい
首都圏には首都圏の、激しい競争を前提とした生き方があります。
それはそれで一つの選択です。
しかし、地方に住む僕たちが、わざわざ彼らと同じルール、同じ土俵に立って息を切らしながら追いかける必要はどこにもありません。
社会に出て働くことや、自立して生活していくことの形自体が、今ものすごいスピードで多様化し、根本から変わってきています。
それならば、真正面から競争するのではなく「戦う場所をずらす」という戦略をとるのが、これからの最も賢い生き方ではないでしょうか?
幸せの定義は自分で決める
偏差値を上げ、有名な大学に入り、大企業に入る。
そうした一本のレールの上を幸せと捉える時代はとうの昔に終わっています。
幸せの定義は人それぞれであり、自分の捉え方次第でいくらでも変わります。
地方だからこそ得られる余白の時間、自然な生活のリズム、
そして過剰な他者との比較から距離を置いた穏やかな日常。
そうした環境の中で「自分にとっての幸せは何か」を自分で決めることのほうが、
首都圏の基準に追いつこうと必死になるよりも、よほど豊かな人生につながると感じます。
別の生き方をリアルに伝える
子どもたちには、
「みんなと同じ場所で競争しなくてもいい。別の生き方も絶対にあるよ」という事実を、
リアルな手触りとともに伝えていくのが僕たち大人の責任だと強く感じています。
戦う場所をずらし、自分サイズの幸せを見つける。
そんな軽やかで自由な生き方こそが、最高の生存戦略になると僕は思います。
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