受験

中学3年生と進路について語った日

こんにちは。塾長です。

昨日、中学3年生の1人と話しました。進路に関してです。

この生徒は、ご両親から「進学校に進むべき」と言われています。

しかし、「自分はなるべく早く働きたいので、実業高校(商・工・農)に行きたい」という話でした。

意外と、こういう話は多いです。

四高か工業(商業・農業)かという選択肢があったりするんですよね。

で、こういう生徒の方が地に足が着いた考え方をしていて、自分を客観視できていたりもするので、きちんと勉強もしているケースが多いです。

実際、最終的に工業や商業に進学した生徒の中には、四高を受験しても大丈夫な学力を持っている子もいました。しかも、結構、多いです。こういう子たちは高校入学後の成績でトップクラスになるケースが多いですので、希望通りの就職先をつかみ取るケースが多いです。実業高校は学校の成績によって就職先が決まるからですね。ここは意外と盲点になっていると感じます。つまり、実業高校に進学する子ほど、実は学校の勉強を大切にしないといけません。

以上のような場合もあるため、進路選択の時に「選択肢を広げるために進学校に行った方が良い」という様な指導はしません。逆に選択肢が狭まる可能性もありますからね。簡単に説明すると、何も考えずに大学に進学したことで、就職を難しくしてしまうケースがあるからです。

ひとつだけ言えるのは、自分が進んだステージで全力を出し切ることが大切だということですね。どの高校・大学・就職先を選ぶにしても、そこでは全力を尽くさないといけません。ただ、それは何でもかんでも頑張るということではなく、「これ」と決めたものに全力を尽くすことで良いのだと思っています。その事が、必ず成功体験につながっていきます。成功体験は自己肯定感を高める事につながりますので、どんどん積み上げていきたいですね。

昨日、中学2年生の生徒が「期末の目標は英語で学年1位です!」と教えてくれました。英語だけは誰にも負けたくないんだそうです。

こういう目標、良いと思います!

 

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