学習法・三分設計

理科と社会の点数を上げたいなら 教科書の図を自分で描いてみてください

理科と社会の点数を上げたいなら 教科書の図を描いてみてください

理科と社会って 暗記科目だと思われてますよね

確かに覚えることは多い
でも ただ文字を読んで覚えようとしても なかなか頭に入らないんです

そこで 一つ試してほしいことがあります

教科書やワークに出てくる図を 自分のノートに描き写してみてください

これだけで 理科と社会の理解が一段変わります

なぜ「見る」だけじゃダメなのか

教科書には いい図がたくさん載ってますよね
人体の仕組み 地層の断面図 歴史の年表 気候のグラフ

でも ほとんどの子は それを「見てるだけ」なんです

見てるだけだと 分かった気になる
でもテストで「心臓の血液の流れを書きなさい」と出たとき 手が止まる

なぜか

見ただけの情報は 頭を通過してるだけで 定着してないからです

自分の手で描いてみると 何が起きるか

「あれ ここってどうなってたっけ」と 教科書を見返す
「この矢印は こっちに向かってるのか」と気づく
「この部分 思ってたのと違った」と修正する

描いてる最中に 理解してない部分が自分で見えるんです
見てるだけでは 絶対にこれは起きません

「自分の手で描く」がポイントです

ここ 大事なところなので強調させてください

先生が描いた図を見てもダメなんです
友達のノートをコピーしてもダメ
教科書の図をスマホで撮ってもダメ

自分の手で 自分のノートに 描く

教育学者のシャロン・エインズワースという人が 図を描くことの教育効果を研究してるんですけど 彼女が言ってるのはまさにこれなんです

自分の手で描くことで 学習内容への理解が深まる
これは「見る」や「読む」では起きないプロセスなんですよね

なぜかというと 描くためには 情報を自分の頭の中で一回整理しなきゃいけないからです
何がどこにあって どう繋がっていて どの順番で並んでいるか
その整理の過程そのものが 学習になってるんです

理科で特に効く場面

理科は図の宝庫です

植物の断面図 人体の臓器 電気回路 天気図 地層
これらを自分の手で描いてみると 文字で読むだけとは理解の深さが全然変わります

特に実験結果のグラフは効果が大きい
「温度が上がると溶ける量が増える」と文字で読むのと 自分でグラフに点を打って線を引くのでは 記憶の残り方が比べものにならない

社会でも同じです

社会は「地図」と「年表」が図の中心です

地理なら 白地図に自分で山脈 河川 都市を書き込んでいく
歴史なら 時代の流れを自分で年表にしてみる

教科書に載ってる年表を 丸ごと写す必要はありません
今勉強してる範囲だけでいい
「この時代に 何が起きて どうなったか」を 自分の手で整理する

すると 出来事と出来事の「つながり」が見えてくるんです
文字だけ読んでると 一つずつバラバラの出来事に見える
でも図にすると 「あ これが原因で こうなったのか」と流れが掴める

上手に描く必要はありません

ここで言っておきたいんですけど 上手に描く必要はまったくないです

心臓の図がイラストとして美しい必要はない
地図が正確な縮尺じゃなくていい
年表がきれいにデザインされてなくていい

大事なのは 自分の手を動かして 自分の頭の中にある理解をノートに出すこと

雑でいいんです
むしろ雑な方がいい
きれいに描くことに時間を使ったら 本末転倒ですから

描いてみて「あれ ここ分からないな」と思ったら 教科書を見返す
そのやり取りが 一番学力を伸ばすんです

ワークの図を転記するだけでも効果があります

「何を描けばいいか分からない」という子には こう伝えてください

ワークに出てきた図を そのままノートに描き写すだけでいい

ワークの問題で使われてる図は テストに出やすい図です
それを1回 自分の手で描くだけで 記憶の定着度が変わります

そして 描いた図を翌日もう一度 今度は何も見ずに描いてみる
描けたら覚えてる
描けなかったら もう一回教科書を見て描き直す

これ 赤ペンで解き直す子はなぜ伸びないのかで書いた「書く→テスト→書き直す」のサイクルと同じ構造なんですよね

文字の暗記も 図の暗記も 原理は同じです
自分で出力して 確認して 修正する
このサイクルを回すことが 勉強の本体です

理科と社会の点数が伸びなくて困っている方は ぜひ試してみてください
特別な教材はいりません 教科書とノートと鉛筆だけで今日から始められます

この考え方の全体像はアンビシャスの考え方に書いています
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