「中学卒業までに 親がしてあげるべきことは何ですか?」
この質問 たまにいただくんです
僕の答えは いつも同じです
「スマホは 高校生になるまで与えないでください」
これだけで ほぼ問題は解決します
極端に聞こえますよね
分かります そう思いますよね
「みんな持ってるのに うちだけ持たせないのは可哀想」
「連絡手段がないと困る」
「LINEのグループに入れないと仲間外れになる」
全部 聞いたことあります
保護者の方がそう思う気持ちも分かります
でもね 10年以上中学生を見てきて 確信してることがあるんです
スマホを持っている子と持っていない子で 勉強の質が圧倒的に違う
これは能力の差じゃないんです
環境の差です
スマホがあると 何が起きるか
勉強中にLINEの通知が来る
「ちょっとだけ」と思って開く
気づいたら30分経ってる
YouTubeで「勉強法」の動画を見始める
関連動画を次々と見る
1時間経っても ワークは1ページも進んでない
TikTokを「5分だけ」と思って開く
5分で済んだ子を 僕は見たことがありません
これ 意志が弱いからじゃないんですよ
スマホのアプリは 大人でも止められないように設計されてるんです
何十億円もかけて 世界中の天才エンジニアが「人の注意を引き続ける仕組み」を作ってる
そんなものに 中学生の意志力で勝てるわけがないんです
僕が中3のとき テレビに勝てなかった話
偉そうに言ってますけど 僕自身がそうでした
中3の受験期 テレビの誘惑に勝てなかった
ゴールデンタイムに机に向かっても 気になって集中できなかった
だから どうしたか
18時に寝たんです
テレビの時間帯ごと消してしまった
深夜0時に起きて 朝まで勉強した
意志の力で誘惑に勝つんじゃなくて 誘惑そのものを消した
スマホも同じなんです
「使い方を教えれば大丈夫」じゃない
そこにある限り 子どもは使ってしまう
だったら 最初から渡さない方がいい
「みんな持ってる」は本当ですか
「クラスで持ってないのはうちの子だけ」って言う保護者の方 多いんですけど
実際に聞いてみると 持ってない子は意外といます
言わないだけです
持ってないことが恥ずかしいから 話題にしないだけ
それに 仮に本当にクラスで1人だけだったとしても それが何か問題ですか
スマホがなくても友達はできます
連絡が必要なら 親の端末を使えばいい
LINEグループに入れなくても 学校で毎日会ってるんです
「持ってないから仲間外れにされる」
もしそうなら それはスマホの問題じゃなくて 人間関係の問題です
スマホを渡しても 根本は解決しません
スマホを持っていない子は 時間が圧倒的に多い
ここが一番大事なところです
スマホを持っていない子は 放課後の時間の使い方がまったく違います
スマホがないから 暇になる
暇だから 本を読んだり 外で遊んだり ぼーっとしたりする
その「暇」の中から 自分で何かを始める力が育つんです
スマホを持ってる子は 暇になる瞬間がない
常に何かを見てる 常に何かに反応してる
自分の頭で考える「余白」がないんです
この差が 3年間積み重なると 取り返しがつかないくらい大きくなります
北欧の国々が学校でのデジタル端末を規制し始めてるのも 同じ理由です
子どもの集中力と読解力が落ちていることが分かったから
この話はスウェーデンが紙の教科書に戻した話に詳しく書きました
「与えない」は 愛情です
スマホを与えないことは 可哀想なことじゃありません
お子さんの集中力を守ること
自分で考える時間を守ること
勉強の質を守ること
これは全部 愛情です
お子さんに嫌われるかもしれません
「なんでうちだけ」と言われるかもしれません
でも 10年後に お子さんが振り返ったとき
「あのとき スマホがなかったから 勉強に集中できた」と思ってくれる日が来ます
少なくとも 僕が見てきた生徒の中で スマホを持っていなかった子の保護者は 一人も後悔していません
「もうスマホを渡してしまった」という方も 多いと思います
その場合は 使い方のルールを一緒に決めてください
勉強中はリビングに置く 夜10時以降は親が預かる
完全に取り上げるのが難しければ 物理的に距離を作るだけでも違います
大事なのは お子さんの意志に任せないことです
意志の力で誘惑に勝つのは 大人でも難しい
仕組みで解決する方が ずっと確実です
勉強の環境づくりで迷うことがあれば いつでもご相談ください
「勉強しなさい」と言い続けることに疲れたら 勉強のことは私たちに任せてください
この考え方の全体像はアンビシャスの考え方に書いています
お子さんの今の学力で志望校にどのくらい届いているかは 志望校判定ツールで確認できます
「うちの子、志望校に届くんだろうか」
気になったら、まずは無料の個別相談で話を聞いてください。
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