子育て

速く解く子とゆっくり解く子

こんにちは。塾長です。

週末、盛岡もけっこう雪が降りましたね。タイヤ交換しておいて良かったです。

本日は、「速く解く子とゆっくり解く子」です。

入塾してくる子(特に小・中学生の場合)をタイプで大きく分けるとすると

➀「考えるのに時間がかかって、解くスピードが遅い」タイプ

②「解くスピードが速いけど、あまり考えていない」タイプ

という2つに分けられると思います。

という子がいます。

➀タイプの子の保護者の方は、途中でイライラしてしまい、「早く!早く!」

と自分の子どもを急かしてしまっていないでしょうか?

確かに、いわゆる「勉強のできる子」は基本的に「解くスピードが速い」です。

保護者の方も、早く結果を出したいので、「早く!早く!」

と急かしてしまいます。

しかし、この行動の結果、自分の子どもを「勉強嫌い」にしてしまうのです。

勉強嫌いほどやっかいなものは無いんですよね・・・。ですので、できれば避けたいところです。

では、どうすればよいのでしょうか?

この答えは、

「速く解くべき部分」

「じっくり考えるべき部分」

を分けるということになります。

これは、ゲームでも何でも良いのですが

何かに夢中になっているときに

「早く!早く!」

と言われたらどうでしょうか?

楽しめないのではないでしょうか?

私でも

「うるせーよ!邪魔すんな!」

と思ってしまいます(笑)

よく、塾のキャッチコピーなどで

「わかる」「できる」

というのがあります

この「わかる」「できる」ということももちろん大事なのですが

勉強では、「考える」というのも楽しさのひとつなのです。

「本人が楽しんでいるのであれば、速くても遅くても関係ない」

という心構えが、保護者の方に求められると思います。

子どもが小さい頃ほど、子どもの様子をよく観察しなくてはいけません。

子どもが真剣に考えているときは、「 早く!」ではなく

「よしよし、きちんと考えているな」と、そのことを肯定的に認めるのです。

どうしても、特に子育ての初期において、保護者の方は自分の子どもと自分という基準の中で

「思い込みで判断してしまう」ことをやってしまいがちです。

「他の子はもっと速い」


「自分のときは、もっと速く解けた」

と思ってしまうかも知れません。

しかし、

「ほとんど考えないで、スピードは速いが、雑に解いてしまう子」

もいるのです。

そういう子は、

「スピードが速いだけで、頭をあまり使わない勉強」

をしていることも多いのです。これは「単純作業」です。

それに気付いたその子の保護者の方は

「もっと、じっくり考えなさい!」

と言います(笑)

「考えずに、速くやるだけの子」は、放っておくと、「思考する習慣がないので【計算】【簡単な問題】は解くけれど、考える問題を避けたり、難しい問題を避けたりする」ようになります。

さて、ではどうすれば良いのでしょうか

「思考はゆっくりと」

「作業は速く」

このように分けて考えましょう。

その場面によって、声がけを変えるのです。

以上となります。

ぜひとも実践してみてください。

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