塾長コラム

スマホを置いた1日が、信じられないくらい長かった。

スマホを置いた1日が、信じられないくらい長かった

先日の日曜日、試しにスマホとPCをほとんど開かずに1日を過ごしてみました。

大した理由はありません。「やってみるか」という気持ちだけでした。

しかし、結果は、驚くべきものでした。
読書も、勉強も、あり得ないくらい捗りました。
「え、まだこんなに時間があるの?」と、冗談抜きで実感しました。

そのとき気づいたことがあります。
これが、自分が30代前半まで生きていたリズムだということです。

スマホがない時代、可処分時間(自分のために使える時間)が、今とは比べものにならないくらいありました。
それが今は、スマホとPCに食われてしまっているということです。

なぜ、気づかないうちに時間が消えるのか

スマホの怖さは、「使っている」という感覚がないことです。
テレビを2時間見れば、「2時間テレビを見た」という感覚が残ります。でもスマホは違う。

通知を確認する。動画を少し見る。LINEを返す。SNSをスクロールする。
一つひとつは数分です。でも積み重なると、気づいたら2時間が消えている。
しかも、何をしていたか思い出せない。

これが最も厄介なところです。テレビなら「見すぎた」と反省できる。
でもスマホは「なんとなく時間が過ぎた」という感覚しか残らない。
だから改善もできない。同じことを毎日繰り返します。

可処分時間が減ると、勉強にどう影響するか

時間が足りないと、勉強は「こなすもの」になります。
理解するまで考える余裕がない。間違えた問題を丁寧に見直す時間がない。わからないところをそのままにして次に進む。
こういうことが積み重なっていきます。
成績が伸びる子と伸びない子の差は、頭の良さよりも、一つの問題にじっくり向き合える時間があるかどうかの差であることが多いです。
時間がある子は、深く考えられる。
深く考えた経験が、本物の学力になっていきます。
逆に言えば、可処分時間を取り戻すだけで、勉強の質は変わります。

一度、試してみてください

1日だけでいい。スマホを部屋の外に置いてみる。
それだけで、時間の感覚が変わります。
「なんとなく忙しい。でも、何で忙しいのかわからない。」
そういう感覚がある人は、その正体がスマホかもしれません。

可処分時間は、意志で増やせるものではありません。
環境を変えるだけで、単純に増えるものです。

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