卒塾生と飲みに行った夜のこと
お盆期間中に 就職を控えた大学4年生の卒塾生と 飲みに行きました
アンビシャスで高校部を本格的にスタートした 最初の世代の子たちです
この日は 当時の講師も一緒でした
教える側と 教わる側が 同じテーブルを囲む
あの頃は 先生と生徒だった関係が 今は同じ大人として話している
それだけで 何か不思議な気持ちになりました
今だから 話してくれること
お酒が入ると 当時は言えなかったことを 話してくれるんですよね
通塾していたときの本当の悩み
進路を決めた 表には出さなかった理由
あのとき実は こう思っていた という話
聞きながら 何度か 胸が詰まりました
そうか あのとき そんなことを抱えていたのか
あの一言が そんなふうに届いていたのか
あの時間が そういう意味を持っていたのか
指導しているときには 見えていなかったものが見えた夜でした
一番笑えたのは 恋愛相談の場面
元生徒が 元講師に 恋愛のアドバイスをしていたんです
教える側だった人間が 教わる側だった人間に諭されている
これが面白くて 面白くて
立場が逆転したわけじゃなくて 全員が同じ目線になっていた
それが嬉しかったんですよね
普通に集まってくれた それだけで十分だった
実は 声をかけたときに 少し不安だったんです
忙しいかな
わざわざ来てくれるかな
当時のこと 思い出したくない子もいるかな
でも 普通に来てくれた
それだけで ああよかったと思いました
アンビシャスに通ったことが 嫌な記憶にはなっていないんだ と
言い方はアレなんですけど これって塾としての一番大事なことだと思うんです
どれだけ成績を上げても 志望校に合格させても
「あの塾には行きたくなかった」と思われていたら 意味がない
集まってくれた子が 言ってくれたことがあります
「通ったのが大手の塾じゃなくて アンビシャスでよかった」
これが 本当に嬉しかった
点数でも 合格実績でも 規模でも 大手には勝てません
でも 「あの場所でよかった」と思ってもらえること
これだけは 負けたくないと思ってます
塾を続けてきてよかったと 本気で思えた
この仕事を続けていると 迷う瞬間があります
これでいいのか
もっとできることがあるんじゃないか
自分のやり方は正しいのか
でも あの夜は違いました
ああ この仕事をやっていてよかったと
本気でそう思えた
点数を上げることだけが目的じゃない
志望校に合格させることだけが目的じゃない
その先の人生を 自分の足で歩いていける人間を育てること
それが 僕がこの仕事を続けている理由だと
改めて確認できた夜でした
「アンビシャス会」 年末にまた集まります
この集まりを 密かに「アンビシャス会」と命名しました
次回は年末に開催します
新メンバーも迎え入れて
「うちの子、志望校に届くんだろうか?」
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