中学校別対策

附属中の中2で成績が伸びない?|それは附属中だから起きていること。三高に届くために今やるべきこと

附属中の中2で成績が伸びない。それは、附属中だから起きていることです

岩大附属中の中2の保護者から、こんな声をよく聞きます。

「中1のときからずっと伸びない」
「附属中に入ったのに、このままで三高に届くのか」

結論を言います。
附属中で成績が伸び悩むのは、お子さんの能力の問題ではありません。
附属中のテストの特性が原因であることがほとんどです。

そして、中2の今から正しく修正すれば、三高・四高には十分に届きます。

附属中のテストは、他の中学校と根本的に違います

附属中は2期制で、テストは6月・8月・11月・2月の年4回です。

最大の特徴は、テストの難易度が高いことです。教科書とワークだけでは太刀打ちできない応用問題が出題されます。他の中学校なら90点取れる子が、附属中では70点台になる。それくらいの差があります。

さらに、周囲の学力レベルが高い。附属中には小学校時代にトップクラスだった生徒が集まっています。その中での順位なので、「真ん中」にいるだけでも、市内の他の中学校なら上位に入る実力があります。

つまり、附属中で伸び悩んでいるように見えるお子さんは、実際には「難しいテストで、優秀な集団の中で戦っている」だけです。能力が足りないのではなく、戦場が厳しいのです。

中2で伸び悩む附属中生に起きていること

1. テストの点数が低いことで自信を失っている

80点を取っても順位が真ん中。70点だと下位に感じる。この経験が積み重なると、「自分は勉強ができない」と思い込んでしまいます。でもそれは附属中の環境が作った錯覚です。同じ子が河南中にいれば、余裕で上位に入っています。

2. 8月テストで夏休みの貯金を使い果たしている

附属中の最大の特徴が、8月の期末テストです。夏休みが終わった直後に期末テストがある。つまり、夏休みは休みではなく「テスト準備期間」です。ここを普通に遊んで過ごすと、後期の最初から出遅れます。中1でこの失敗を経験した生徒は多いはずですが、中2でも同じ失敗を繰り返すケースが少なくありません。

3. 応用問題への対応力が伸びていない

中1のときは、基本ができていればある程度の点数が取れました。中2になると、数学は一次関数の応用、英語は長文読解と複雑な文法が入ってきます。基本の定着だけでは届かない問題が増えるため、「中1と同じ勉強量なのに点数が下がる」という現象が起きます。

附属中の中2が、三高・四高に届くためにやるべきこと

まず、学校ワークを完璧にする。これが最低条件です。

附属中のテストは確かに難しい。でも、応用問題で差がつくのは上位層の話です。
中位〜中の下にいる生徒が点数を落としているのは、応用問題ではなく、基本〜標準問題の取りこぼしです。
ワークの問題を「見た瞬間に解ける」状態まで仕上げれば、それだけで10〜15点は上がります。

次に、応用問題は「捨てない」が「全部取ろうとはしない」。

附属中のテストで満点を狙う必要はありません。基本〜標準を確実に取り、応用問題は解ける問題だけ取る。
この割り切りが、点数の安定に繋がります。80点を安定して取ることを目標にしてください。85点を超えれば内申「5」も見えてきます。
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この「やるべきことを絞って、それをやり切る」考え方は、アンビシャスの考え方に詳しく書いています。

内申点は「附属中だから不利」ではありません

「附属中はテストが難しいから内申が取りにくい」と思っている保護者は多いです。

確かに、テストの平均点は他の中学校より低くなります。でも、内申は絶対評価です。点数が低くても、評価基準を満たしていれば「5」はつきます。附属中の先生は生徒の学力層を把握した上で評価しています。「テストが難しい=内申が取れない」は、必ずしも正しくありません。

ただし、ワークの提出や授業への取り組みが疎かになれば、内申は下がります。点数以前の部分を確実に押さえた上で、テストの点数を上げていく。この順番を間違えないでください。

岩手県の内申計算では、中2の配点は中1の2倍です。中2の今の成績が、入試に直接響きます。詳しくは中2の内申点が入試に直結する理由をお読みください。

この夏が、中2の分かれ道です

附属中の中2にとって、この夏は決定的に重要です。8月に期末テストがあるからです。

夏休みの過ごし方が、後期の成績を左右します。中1の8月の期末テストで出遅れた経験があるなら、同じ失敗は繰り返さないでください。
夏休みの最初の1週間で、前期の復習を終わらせる。
残りの期間で8月テストの範囲を先取りする。
この設計ができるかどうかが、2年目の分かれ道です。

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附属中から三高・四高・北高を目指すための全体像は、岩大附属中で成績が伸びない原因と対策にまとめています。あわせてお読みください。

これまでのやり方で三高・四高・北高に合格した生徒たちの実績は、合格実績のページにまとめています。高校選びで偏差値だけに頼らず、実際の進学実績から判断する方法については高校の実力は偏差値では分からないもお読みください

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