何事においても「周りからどう思われるか」「どう見られるか」という他者の目を気にしすぎると、人間の本質的な判断はどんどん鈍っていきます。
その一つの例が、大学生の就職活動です。
はっきり言って、世間の学生がやっている就活対策のほとんどは完全に的外れになっています。
大学生になると、急に「就活に向けて資格を取らなきゃ」「TOEICのスコアを上げておかなきゃ」と焦り出す人が大勢います。
もちろん、自分が本当に行きたい企業や大学院の応募条件として「TOEIC◯◯点以上」と明示されているなら、それは絶対にとるべきです。
しかし、そうではない場合、「とりあえず高いスコアを取ること」自体が目的になってしまっているケースが多すぎます。
「そもそも何のために英語を勉強しているのか?」という本質的な観点がすっぽりと抜け落ち、単なる履歴書のデコレーション作業に成り下がっているのです。
「これをやっておけば就活で有利になるんじゃないか」
そんな下心で始めた行動や、小綺麗に取り繕った実績など、
採用のプロである面接官からすれば一瞬で見透かされます。
薄っぺらな動機でやったことに時間や労力をかけるのは、完全に無駄です。
そんな的外れな対策は今すぐやめたほうがいい。
大学の4年間で本当にやらなければならないことは、就活のための資格集めではありません。
「周りからどう評価されるか」という他人の価値基準(評価の軸)を削ぎ落とし、「自分は何に価値を感じるのか」という自分自身の価値判断の軸を確立することです。
就活に有利かどうかなど一切気にせず、自分の意志で何かに泥臭く没頭する。
他人の目というノイズを引き算し、自分の軸を研ぎ澄ましていく。
そのごまかしのない経験だけが、結果的に誰にも見透かされない「その人だけの圧倒的な強さ」となって、社会に出る時の最大の武器になると思います。
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