「例題を真似て解いてみよう」が 実は難しいんです
勉強の基本は「まず例題を真似ること」と言われます
でも 指導の現場で見ていると この「真似る」という作業自体で 詰まっている子が本当に多いんです
なぜか
テキストや教科書の例題は 途中の思考プロセスや計算の過程が「省略」されていることが多いからです
行間を自力で読める子なら問題ありません
でも そうでない子にとって 例題はただの暗号のように見えてしまいます
映像授業とAI教材 それぞれの落とし穴
こういうとき 今は様々なツールがあります
映像授業は 一方通行なのが問題です
自分がつまずいているポイントと 解説のペースが合わないことが多い
分からないまま 解説だけが進んでいく
一方でAI教材は 逆の問題があります
効率が良すぎるんです
AIは瞬時に 無駄のない完璧なステップアップ解説を出してくれます
でも それが 子どもから「考える余白」を奪ってしまいます
全てを最短距離で与えられてしまうと 自分で試行錯誤して うんうん唸りながら頭を使うプロセスが育ちません
人間の指導者にしかできないことがあります
新しい単元や例題に出会う「最初の導入」の段階で 人の介入が向いている子が多いと感じています
生徒の表情を見る
手の止まり具合を見極める
省略された行間を ほんの少しだけ補ってあげる
そして あえて全部は教えずに
「ここから先はどうなると思う?」
この「考える余白」を残してあげることが 大事なんです
効率ばかりが重視される時代だからこそ あえて立ち止まって考えさせるための介入ができるのは 生身の指導者ならではの強みだと思っています
AIは「0→1」を作れません
子どもが自分の頭で考える瞬間を作ることも AIには難しい
その余白を作ることが 人間の指導者の仕事です
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