保護者向け

白ゆりテストの見方はこれだ

10月に行われた第2回白ゆりテストの結果が返却されてくる時期ですね。

封筒を開けた瞬間、どうしてもA判定やC判定といった「志望校判定」や「偏差値」に目が行きがちですが、アンビシャスでは「判定は無視してオッケーです」と伝えています。

白ゆりテストの成績表で絶対に見なければいけないのは、たった1箇所。
「各教科1問ごとの正答率(全受験生の何%が正解したか)」だけです。

ここでも「引き算の戦略」が、圧倒的な威力を発揮します。

黒い棒グラフの「正答率50%以上」だけを解き直す

成績表には、自分が間違えた問題が黒い棒グラフで示されています。
ここでやるべきことは、「間違えた問題を全部解き直す」ことではありません。
そんな過剰なタスクは今すぐ引き算してください。

見るべきは、自分が間違えた問題(黒い棒グラフ)の中で、「正答率が50%以上」になっている問題だけです。

正答率50%以上ということは、
「全受験生の半分ができた問題=基礎的で絶対に落としてはいけない問題」です。
ここだけを確実に解き直して、自分の穴を埋める。
正答率が10%や20%の難問(捨て問)は、見向きもしなくて構いません。

「半分の生徒が解ける問題」だけを全問正解すると何点になるか?

「そんな簡単な問題だけやっていて、志望校に受かるの?」と不安に思うかもしれません。

そこで、今回の第2回白ゆりテストのデータを使って、僕が少し面白い計算(シミュレーション)をしてみました。

「正答率50%以上の問題だけをすべて正解し、それ以外の難しい問題は全滅(0点)だった」と仮定して得点を算出すると、各教科の点数は以下のようになります。

国語:77点

数学:68点

社会:74点

英語:82点

理科:63点

この5教科を合計すると、364点になります。

364点が持つ「本当の価値」

では、この「364点」というのは、どれくらいの立ち位置になるのでしょうか?

今回の平均点から推測すると、おおよそ以下のような評価になります。

盛岡北高:A判定

盛岡四高:A判定まではいかずとも、B判定は出るライン

盛岡三高:B判定まではいかずとも、C判定は出るライン

白ゆりテストは判定が辛めに出る傾向があるため、
この時期の「盛岡三高でC判定」というのは、
十分に合格を狙える非常に価値の高いポジションです。

難問を捨てる勇気が、合格への最短ルート

このデータが示している真実は一つです。

盛岡三高レベルの進学校を目指す場合でも、
「誰も解けないような難しい問題ができるようになる必要は、全くない」
ということです。

全体の半分の子が解ける問題を、1問のケアレスミスもなく確実に拾いきる。

それだけで、十分に勝負できる点数に届くのです。

「難しい問題も解けるようにならなきゃ」という完璧主義のノイズを引き算し、
「みんなが取れる問題を絶対に落とさない」という等身大の戦略に切り替えること。

これが、これからの時期に最も効果的な白ゆりテストの使い方です。

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