中学校別対策

岩大附属中で成績が伸びない原因と対策を塾長が解説

岩大附属中で成績が伸びない原因と対策を塾長が解説

こんにちは。塾長です。

「附属に入ったのに、成績が下がってきた」

この相談、本当に多いです。

附属中に合格したとき、保護者の方は「これでひとまず安心」と思ったはずです。それなのに、中2になる頃には成績が低迷して、進学先が見えなくなっている。

原因ははっきりしています。

結論:附属中で成績が落ちる最大の原因は「教科書の基本をやっていないこと」

附属中の授業は、応用中心です。

教科書の基本内容をなぞるような授業はほとんどありません。ディベートやレポート、発展的な問題演習が中心で、「教科書に書いてあることは自分で理解しておいてね」というスタンスです。

つまり、教科書の基本内容の理解は、完全に自己責任

ここを理解していない生徒が、附属中では大量に出ます。

成績が落ちるパターンはいつも同じ

附属中で成績が低迷する生徒のパターンは、ほぼ決まっています。

① 授業で扱う応用問題に必死についていこうとする

② 応用問題が解けないので、応用の問題集を買ってくる

③ でも基本が抜けているから、応用も結局解けない

④ 「自分は頭が悪いのかもしれない」と自信を失う

これは頭の問題ではありません。順番の問題です。

基本が入っていない状態で応用をやっても、積み上がりません。

附属中のテストの実態

附属中のテストには確かに応用問題が出ます。他の公立中学校より難易度は高いです。

だからこそ、次のことを知っておくことがとても重要なのです。

基本問題を全部取り切れば、平均点は超える。

これです。

応用問題で差がつくのは上位層の話です。
平均点を超えられていない生徒は、応用で負けているのではなく、基本問題を落としているのです。

大問1や大問2の基本レベルの問題、用語の暗記、計算問題。ここを確実に正解するだけで、テストの景色は変わります。

附属中の内申点は、実は甘い

ここはあまり知られていない事実です。

附属中の内申点のつけ方は、公立中学校に比べて比較的甘い傾向があります。

テストの難易度が高い分、評定の基準も調整されています。テストで平均点を超えていれば、内申4がつくケースは珍しくありません。場合によっては5もつきます。

つまり、テストで平均点を超えること=内申4が見えること。そして内申4があれば、三高・四高の合格ラインに内申面では乗ってきます。

附属中の生徒がまずやるべきこと

① 教科書を自分で読み直す

授業で教科書の基本を丁寧に教えてもらえない以上、自分で補うしかありません。

各教科、授業で扱った範囲の教科書を、もう一度最初から読む。太字の用語を確認する。例題を自分で解く。これだけで「抜け」がかなり埋まります。

② 学校ワークの基本問題を完璧にする

応用問題はいったん飛ばしていい。まず基本問題だけを徹底する。「見た瞬間に解ける」状態まで仕上げる。

これだけでテストの基本問題は取り切れるようになります。

③ 応用は「基本が完璧になった後」に手をつける

応用に手を出すタイミングは、基本問題を見た瞬間に解ける状態になってからです。この順番を逆にしている限り、成績は上がりません。

「附属だから塾は必要ない」は本当か

「附属に入れたんだから、塾なしで大丈夫」と考えるご家庭は多いです。

正直に言います。附属こそ塾が必要です。

理由は単純で、学校が基本を教えてくれないからです。

公立中学校なら、授業で教科書の内容を一通り教えてもらえます。それを復習すれば定期テストで点が取れる。

附属中は違います。教科書の基本を自分で補完し、そのうえで応用に対応する必要がある。この「自分で補完する」部分を、一人でできる生徒は実際にはごく少数です。

アンビシャスでは、附属中の生徒に対して教科書の基本内容の完全習得を最優先で指導しています。応用は、基本が仕上がった生徒にだけ取り組ませます。これが復活の仕組みです。

附属中から三高を目指すために

附属中から三高に進学する生徒は毎年います。しかし、「附属にいるから三高に行ける」わけではありません。

三高の合格ラインは、当日テスト380〜400点、内申オール4.3以上。

附属中の内申点のつけ方が比較的甘いことを考えると、テストで平均点以上を安定して取れる生徒は、三高の射程圏内にいます。

逆に、平均点を下回っている状態が続いているなら、まず基本の立て直しが必要です。三高だけでなく、四高・北高も選択肢として現実的に考えた方がいい場合もあります。でも、比較的内申点のつけ方が甘い附属中で、オール4前後を取れていない生徒は、他の公立中の上位層に学力では大きく差をつけられているかもしれません。この点にも注意が必要です。

まとめ

附属中で成績が伸びない原因と対策

授業は応用中心。教科書の基本は自己責任
成績が落ちる生徒は、基本を飛ばして応用に手を出している
・基本問題を取り切れば、テストの平均点は超えられる
附属中の内申点は比較的甘い。平均点超え=内申4が見える
まず教科書を読み直す→ワークの基本問題を完璧にする→応用はその後

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