保護者向け

勉強しているのに伸びない子は、やり方が少しだけずれている|親では気づけない5つのポイント

伸び悩む子は、勉強の「やり方」がずれている

成績が伸び悩んでいる子を見ると、ほぼ全員に共通していることがあります。

勉強していないわけではない。
机に向かっている時間も、それなりにある。
でも、点数が動かない。

原因は多くの場合、勉強の「量」ではなく「やり方」のズレです。
しかもそのズレは、とても小さい。
小さすぎて、本人も親も気づいていないことがほとんどです。

教室で実際に見てきた「小さなズレ」

10年以上、入塾したばかりの生徒を見てきて、繰り返し出会うズレがあります。
それを、いくつか紹介してみます。

・国語のノートに、横書きで書いている

国語の教科書は縦書きです。テストも縦書きで出題されます。
なのに、ノートには横書きで書いている。
縦書きの文章を横書きで写すと、行の流れが変わるので、文章の構造が頭に入りにくくなります。
些細なことに見えますが、これを誰にも指摘されたことがない子がいるのです。

・間違えた問題に、赤ペンで正答を書いて終わり

丸つけのあと、×の問題の横に赤ペンで正解を書き写す。
ノートの見た目はきれいに直っている。
でも、答えを「書き写した」だけで、「解き直した」わけではない。
これでは弱点が一つも修正されていません。
この問題については赤ペンで解き直す子はなぜ伸びないのかに詳しく書きました。

・小さくなった消しゴムを、使い続けている

豆粒のように小さくなった消しゴムで、消しづらそうに字を消している。
力が入りすぎてノートが破れたり、消し残しで文字が重なったりしている。
大きな消しゴムに替えるだけで、消す作業のストレスが減り、解き直しのテンポが上がります。
たったそれだけのことですが、本人は気づいていない。

・問題集とノートが、離れすぎている

問題集をノートに解くとき、問題集を机の奥に置いたまま、遠くを眺めるようにして問題文を確認している。
視線が行ったり来たりするたびに、集中が途切れます。
問題集をノートのすぐ横に持ってくるだけで、目の動きが小さくなり、問題を読む精度が上がる。問題集とノートは少し重ねても良いのです。
これも、教えなければやらない子が多い。
というより、「このやり方が効率が悪い」ということ自体に気づいていません。

・まとめて丸つけをしている

ワークを数ページまとめて解いてから、最後にまとめて丸つけをする。
丸つけのころには、最初の方の問題をどう考えて解いたか、記憶がなくなっている。
×がついても「あ、間違えた」で終わり。
1ページごとに丸つけをすれば、解いた直後に間違いの原因を確認できる。
記憶が新鮮なうちに修正するから、定着が全然違います。

一つひとつは小さい。でも、全部重なると大きな差になる

ここまで挙げたズレは、どれも一つだけなら大した問題ではありません。

でも、伸び悩む子は、これらのズレを複数抱えています。
小さなズレが5つ6つ重なると、同じ1時間の勉強でも、成果がまったく違ってくる。
勉強時間は同じなのに点数が動かない理由が、ここにあります。

逆に言えば、これらのズレを一つずつ修正していくだけで、勉強の「質」は確実に上がります。
特別な教材も、新しいテクニックも要りません。
やっていることを、正しいやり方に整えるだけです。

なぜ親では直しにくいのか

「そんな小さなことなら、家で直せるのでは?」と思われるかもしれません。

でも、実際には難しいのです。理由は2つあります。

一つ目は、お子さんが勉強している「過程」を見る時間が、日常ではほとんどないこと。
ノートの仕上がりは見えても、消しゴムの大きさや問題集の位置までは気づけません。
ましてや丸つけのタイミングまでは、隣でずっと見ていない限り分かりません。

二つ目は、親が指摘すると衝突になりやすいこと。
「消しゴム替えなさい」「ノート見せなさい」「丸つけちゃんとしなさい」。
正しいことを言っているのに、お子さんは反発する。
「勉強しなさい」と同じ構造です。

だからこそ、家庭ではない第三者の目が必要です。
塾で、毎回の勉強の様子を見ている指導者が、自然に「それ、こうした方がいいよ」と伝える。
親ではない大人からの一言は、意外なほどすんなり入ります。

保護者の方へ

お子さんが頑張っているのに点数が動かない。
そんな姿を見て、もどかしく感じていませんか?

もしかすると、原因は勉強の「量」ではなく、ここで書いたような小さな「やり方のズレ」かもしれません。
お子さんが悪いのではないし、ご家庭の教え方が悪いのでもありません。
ただ、正しいやり方を、隣で見せてくれる人がいなかっただけです。

アンビシャスでは、こうした一つひとつのズレを、毎回の授業の中で自然に直していきます。
「勉強しなさい」と言い続けることに疲れたら、勉強のことは私たちに任せてください。
ご家庭は、お子さんが安心して過ごせる場所でいてください。

この考え方の全体像はアンビシャスの考え方に書いています。お子さんの今の学力で志望校にどのくらい届いているかは、志望校判定ツールで確認できます。

「うちの子、志望校に届くんだろうか」

気になったら、まずは無料の個別相談で話を聞いてください。
約45分・完全個別。いきなり入塾を勧めることはありません。

無料個別相談に申し込む

「まずは気軽に質問したい」という方は、LINEでもどうぞ

最新の投稿
関連記事