毎年、この時期の保護者面談で以下のような話が出ます。
「学校の先生に志望校を下げろと言われて、ショックだ!」
という話が毎年出ます。
まず、前提があります。
中学校の先生は、「公立高校の志望校を下げろ」と言うのが普通です。
先生は、余程のことがない限りは、公立高校の志望校を下げろと言うものなのです。
理由は、不合格者を出したくないからです。
ですので、「志望校を下げろと言われるのが当たり前」という気持ちでいるべきです。
そして、志望校を諦めたくない場合は、こちらからも対案を出しましょう。
本当はこんなことはやらなくても大丈夫なのですが、慣例になってしまっていますね。
①願書を提出する時に状況によっては、下げる事も考える。
②ダメなら、滑り止めの私立に行く。
こういう話をすると良いですね。
その上で第1志望の公立高校受験を伝える感じです。
私は、最初の出願倍率が出るまでは第1志望で良いと思います。
仮に第1志望に提出して、第1志望が倍率が高く、第2志望が低い。
その時点で迷う様なら、調整期間に第2志望にすれば良いと思います。
志望校のレベルを上げることは意外と難しいです。
私の友人はそれで受かってましたけど(笑)。かなりレアな話ですね。
よって、基本は高めに出して、最後に下げる。
こう考えるのが良いと思います。
毎年、ご質問をいただきますが、調整期間に受験校を変更しても合否には影響ありません。
影響があったら、そもそも、出願調整期間を作る意味がありませんからね。