岩手大学を卒業後、何になれるか。
学部別の就職実績と、地域で活躍する卒業生の姿。
こんにちは。塾長です。
「岩手大学という選択」シリーズ最終回は、「岩手大学を卒業したら何になれるか」を具体的に見ていきます。
これまで5回にわたって、お金・時間・経験・地方起業・選択肢の広がりという観点で岩手大学進学の意味を整理してきました。今回はゴールの話です。
まず数字を確認する
岩手大学の就職率は96.0%。東北圏内就職率は60.5%です。
特筆すべきは教育学部の就職率99.3%、そして理工学部の大学院進学率56.2%という数字です。
理工学部の学生の半数以上が大学院に進み、より深い専門性を持って社会に出ます。
| 【岩手大学 全学部の就職・進学データ(2024年度)】
就職率:96.0% 東北圏内就職率:60.5% 岩手県内就職率:31.5% 大学院進学率:32.3% 就職率96%という数字は、「岩手大学を出れば、ちゃんと就職できる」 という現実を示している。学歴フィルターで弾かれる心配は、ほぼない。 |
学部別の就職先と活躍フィールド
岩手大学には4つの学部があります。それぞれの就職先と活躍フィールドを整理します。
| 学部 | 主な就職先 | 活躍するフィールド |
| 人文社会科学部 | 岩手県職員・盛岡市職員・岩手銀行・アイリスオーヤマ・厚生労働省・金融機関・地方公務員 | 行政・金融・地域ビジネスのリーダー層 |
| 教育学部 | 岩手県公立学校・東北各県公立学校・全国の公立学校・特別支援学校 | 地域の教育を支える教員(就職率99.3%) |
| 理工学部 | 日本製鋼所・アルプスアルパイン・NEXCO東日本・ジャパンセミコンダクター・岩手県職員・大学院進学(56%) | 製造・IT・インフラ・研究者 |
| 農学部 | 農林水産省・岩手県職員・宮城県職員・JA全農・森林整備センター・食品メーカー | 農業・食・環境分野の専門家 |
注目したいのは、岩手・東北だけでなく、農林水産省・厚生労働省・アルプスアルパインなど全国規模の企業・官庁への就職も実績としてあることです。
「地方の大学だから地元就職しかできない」は誤解です。
地元で生きることの「本当の意味」
就職先のデータを見ると、岩手県内就職率は31.5%です。残り約70%は東北の他県や全国に出ています。
これは「岩手大学を出ると地元に縛られる」ではなく「地元に残る選択も、出る選択もできる」という自由度を意味します。
| 【地元(岩手)に残った場合の具体的な姿】
岩手県職員・盛岡市職員として地域行政を動かす 岩手銀行・地元金融機関で地域経済を支える 岩手県内の公立学校で次の世代を育てる 農林水産業の現場で食・環境を守る IT企業・メーカーでリモートワークしながら盛岡に住む どれも「地域に必要とされる仕事」。 東京で埋もれるより、盛岡で「あの人に頼めばいい」と言われる存在になれる。 |
アンビシャスの卒業生が今、どこで何をしているか
アンビシャスはこれまでに累計25名(2026年度入試では4名合格)の岩手大学合格者を輩出してきました。
正直に言うと、全員の現在を把握しているわけではありません。でも、知っている範囲で言えば、岩手県内で学校の先生になった卒業生、岩手の役所で働いている卒業生、地元企業でエンジニアとして活躍している卒業生がいます。
彼ら彼女らに共通しているのは、「借金なしで社会人になり、地域で着実にキャリアを積んでいる」ことです。華やかさはないかもしれない。でも、生活が安定していて、地域の中で必要とされていて、それを誇りに思っている。
私はそれを「成功」だと思っています。
シリーズを通じて伝えたかったこと
6回にわたって「岩手大学という選択」について書いてきました。
最後に、このシリーズで一番伝えたかったことをまとめます。
| 【「岩手大学という選択」シリーズのまとめ】
第1回:「上京=成功」という方程式が崩れている 第2回:4年間で600〜700万円の差。お金の余裕が選択肢を作る 第3回:バイト漬けの4年間より、自由な4年間の方が豊かな経験ができる 第4回:盛岡にいながら全国を相手に仕事できる時代が来ている 第5回:地元進学は選択肢を狭めるのではなく、広げる戦略的な選択 第6回:就職率96%、学部別に明確なキャリアパスがある 岩手大学という選択は「妥協」ではない。 お金・時間・人脈・選択肢、すべてを最大化する、 この時代における最もコスパの高い選択の一つです。 |
アンビシャスの目標
アンビシャスは、三高・四高・北高への合格を目指し、その先の岩手大学合格までを見据えた塾です。
単に点数を上げるためではありません。教科書を完全に習得し、学習習慣を身につけ、高校入学後も自走できる力を作る。その力が、岩手大学合格につながり、その先の人生を豊かにすると信じています。
もし「うちの子に岩手大学を目指させたい」「三高・四高・北高に入れたい」とお考えの保護者の方がいれば、ぜひ一度説明会にお越しください。
「岩手大学は、妥協ではない。戦略だ。」

