塾長コラム

高校生のとき、シャーペンをやめた。それだけで勉強が変わった。

勉強はシャーペンや鉛筆でするもの。その固定概念を、一度壊してみてください。

高校生になってから、普段の勉強をボールペンでやるようにしました。
特に深く考えてのことではありませんでした。
なんとなく、その方がいい気がした。

でも続けるうちに、「これは正解だった」と確信するようになりました。

一番大きかったのは、ノートに全部残ることです

シャーペンだと、間違えたら消してしまいます。きれいなノートができあがる。
でも、きれいなノートには何も残っていません。
自分がどこで詰まったか、どう考えたか、どこで間違えたか。
それが、全部消えてしまいます。

ボールペンは消せません。間違えたら二本線で消して、その横に書き直す。
ノートはどんどん埋まっていく。汚くなっていく。

でも、それでいいんです。
その汚さに、自分の思考の痕跡が全部残っています。
後から見返したとき、「ここで同じ間違いをしている」「この公式の使い方がずっとズレていた」ということが、一目でわかる。

消してしまったら、同じ間違いを何度でも繰り返します。

意外と大きかったのが「リズムが途切れない」こと

シャーペンは芯が折れる。
消しゴムで消す。消しカスを払う。
そのたびに、思考がわずかに止まります。
たいしたことではないように見えて、積み重なると集中力がじわじわ削られていきます。

ボールペンなら、止まらずに書き続けられる。
思考とペンが、そのままつながっている感覚がありました。

消せないことが、集中力を作ります

「一発で書こう」という意識が自然と生まれる。
本番の試験で「とりあえず書いて後で直せばいい」という甘さが消えていく。

高校生のときに感覚的に選んだだけでしたが、
今振り返ると非常に理にかなっていたと思っています。

道具一つで、勉強の質は変わります。

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